柚のかくし味 by 柚 |
昨日、久々にハローワークに行き、求人申込をした。いまどきの役所はまだまだ遅れている。今は求人はネットで探す時代。それなのに登録の申込も求人内容も用紙に鉛筆で書いて持っていく。番号順に呼ばれるのを待って担当者がその場で確認、パソコンに打ち込まれる間待たされる。こんなことなら、ホームページに登録欄があって、それに打ち込み、送信しておいてハローワークに出かける。そこではもう登録書が届いていて修正があればその場で出来る。そんなことが出来ていいのに。まどろっこしいこと、この上なしだ。
まあ、そういうことで求人申込をした。で、わたしは初めて自分が出版社に就職アタックしたときのことを思い出した。30年も前のこと。もちろん、インターネットなどなかった。せっかく就職した県庁農政部の仕事を2年で辞めて、福岡へ。新聞広告や知り合いのつてを頼ってある出版社に行き着いた。採る気はないといわれたのに最低限の給料でいいからと試用を認めてもらった。
そんな話をしたら、フリーライターのYさんも、会社づとめをしながら、出版関係を探し、やっと就職できたとのこと。そのままでは編集長は会ってくれないので、読者のふりをして面談がかない、まずは、アルバイトから。雑用のアルバイトをしながら、毎日、原稿書かせてくださいと編集長にメモを残して、とうとう正社員にしてもらったという。ああ、こんな人もいるのだ。いまどきの人は出版に興味はないのかと思っていたけど・・・。
前 | 2004年 1月 |
次 | ||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
2005-08-23
韓国で料理を食べて思った
2005-08-15
戦後60年の節目に
2005-03-22
地震のこと、続報
2005-03-20
地震な一日
2005-02-16
きみに読む物語
2005-01-27
懐かしい写真
2005-01-19
地球の裏側
2005-01-10
成人残念会
2005-01-07
コーヒーとの出会い
2005-01-05
本作りのこと
2004-12-18
ライターでなく、もの書き
2004-12-17
日のあたる道
2004-12-11
『象と耳鳴り』
2004-12-07
「蒼い記憶」
2004-11-23
さいぼう会に参加して
2004-11-18
若竹酒造場にて
2004-10-21
台風とロウソク
2004-10-16
江口章子のふるさと
2004-10-15
運命の足音
2004-09-24
夜からの声
2004-09-13
父は今日も元気
2004-09-03
日韓詩人交流
2004-08-15
お盆の最終日
2004-08-10
原爆が落ちた日に
2004-08-08
被爆の街としての長崎
2004-07-23
久々の小倉駅
2004-07-18
自分のなかの核
2004-07-16
田舎の夏が懐かしい
2004-06-30
「永久就職」というまやかし
2004-06-13
リバーサイドは健在なり