柚のかくし味 by 柚 |
久々に小倉駅に降り立った。最近、もちろん何度か小倉まで行くことはあったんだけど、西鉄バスのほうが安いので、つい。で、本当に久々にゆっくり小倉駅の中を歩いた。変わりようが著しく、以前の小倉駅とはまったく別のものになってしまった。そんなことをいったら、小倉の人に叱られそうだけど、昔の小倉駅って好きだった。
乗り換えのためによく、走ったなあ。新幹線が走り始めたとき、小倉で在来線に乗り換えることがあって、わずかな待ち時間しかなかったりしたのだ。新幹線の駅を出ると、乗り換えの待ち時間によく、商店街を歩いた。なんかちょっと懐かしく、心が落ち着く町だった。
でも、小倉で乗り換えるようになったのは、ずいぶんあとのことでその前は、いつも折尾で乗り換えていた。折尾もまたいい町だった。あのトンネルを越えたところにある小さな店。
暑い小倉の町を歩きながら、なんだか、昔の懐かしい小倉の駅のことを考えた。今の小倉の駅はまるで知らない町の知らない駅のようだった。
前 | 2004年 7月 |
次 | ||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
2005-08-23
韓国で料理を食べて思った
2005-08-15
戦後60年の節目に
2005-03-22
地震のこと、続報
2005-03-20
地震な一日
2005-02-16
きみに読む物語
2005-01-27
懐かしい写真
2005-01-19
地球の裏側
2005-01-10
成人残念会
2005-01-07
コーヒーとの出会い
2005-01-05
本作りのこと
2004-12-18
ライターでなく、もの書き
2004-12-17
日のあたる道
2004-12-11
『象と耳鳴り』
2004-12-07
「蒼い記憶」
2004-11-23
さいぼう会に参加して
2004-11-18
若竹酒造場にて
2004-10-21
台風とロウソク
2004-10-16
江口章子のふるさと
2004-10-15
運命の足音
2004-09-24
夜からの声
2004-09-13
父は今日も元気
2004-09-03
日韓詩人交流
2004-08-15
お盆の最終日
2004-08-10
原爆が落ちた日に
2004-08-08
被爆の街としての長崎
2004-07-23
久々の小倉駅
2004-07-18
自分のなかの核
2004-07-16
田舎の夏が懐かしい
2004-06-30
「永久就職」というまやかし
2004-06-13
リバーサイドは健在なり