化粧女王を探す長い旅 by 大王

2003-08-18 夢の中で朝を迎えるの巻

[江戸下町世界]

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 現実感が強い夢を見たことがありますか。僕は、キミさんと話しているうちに、旅の疲れでそのまま寝てしまい。そして、夢をみていました。

 キミさんに案内されて、町の神社を訪ねるのですが、すでにしまっているのです。

 キミさん、しまっていますね。 神々もお休みするのでしょう。title1

 キミさんが笑っているのですが、次の瞬間に場所が入れ代わり。そしてlキミさんの着ているものも、さっきとは違っているのです。

 縁側が近い場所に座っていて、キミさんの前には、「おから盛り」という、おからをまるでケーキのようにした和菓子が、出ていました。

 キミさんは、とてもうれしそうに、和菓子を眺めているのですが、僕はなんだか、どきどきしていました。

世があけると、夢から醒めた

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 僕がいつまでもどきどきしていて、何も話さなくなったので、キミさんは、窓の外をそっと眺めています。

 いい庭ですねえ。

 僕がそっとつぶやくと、場所が再び「おから盛り」という、おからをまるでケーキのようにした和菓子が、出ている場面に戻りました。title3

 しかも、「おから盛り」はなくなっています。いつのマに食べたのだろう。 外はいよいよ夜が明けて来ました。今朝は虹色の朝日が、妙な具合に広がってゆきます。

 キミさん。へんな朝ですねえ。

 自分で、そう話して、キミさんの答えをまっていた、その瞬間に目が醒めました。


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