化粧女王を探す長い旅 by 大王

2003-08-13 銭湯の番台に座るの巻

[江戸下町世界]

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 銭湯に行く前に、室内を撮影しました。銭湯へはいったん外に出ていかないと、ならないのです。

 では、銭湯にゆきましょう。キミさんが立ち上がりました。

銭湯の番台に座る

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 外に出ると、最近はみかけない木箱の牛乳いれがありました。なつかしいなあ。九州だと、ここに永利牛乳がはいるんだよねえ。

 そうはいっても、キミさんは関東育ちなので、永利牛乳がなんだかわからないでしょう。まあいいかあ。

title3 銭湯につくと、キミさんが、さっそく番台にのぼります。もうお客さんがいない時間なので、銭湯はひっそりとしています。

 番台がこんなに高い場所にあるなんて、あらためて下から見ると、そう思いました。

貸し櫛と貸しタオル禁止

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 番台脇のはり紙には、「保健所の通達により、貸し櫛と貸しタオルはできません」のはり紙がしてあります。

 そうなんだあ。ずっと昔は、貸しタオルとかあったのかな。title5

 しげしげとはり紙をみていると、キミさんが「いらっしゃい」と声をかけてくれました。

 「ちょっとだけ、番台に座ってもいいですか」

ついに番台に座る

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 苦節数十年。ついに番台に座るまでに人生を登り詰めることになりました。博多祇園山笠で台上がりをするような、感動があります。

 けっこう高い。座ってみると。

 番台気分を高めるために、キミさんがわざわざ小銭を出して、入浴客を演出してくれたのも、うれしかったです。

 ※キミさんのシリーズで撮影した場所は、東京都台東区上野の下町民俗資料館、江戸東京たてもの園(小金井市)ほかです。ベッカム、画像、はありません。

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