化粧女王を探す長い旅 by 大王

2003-08-08 ふしぎな町さようならの巻

[不思議な町1丁目]

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 この日記をつづっている間にも、ふしぎな町の最後の日がちかづいています。

 この空間がなくなると思うとさみしさでいっぱいです。自宅のそばには決してあってほしくないけど、日本のどこかにはあってほしい。

 ディズニーシーはなくなってもいいけど、ここはあってほしいな。 いよいよ。最後の出口にちかずいてきました。といっても館内は順路とか、あってないようなものなので、どこをどうゆこうが、出入り口は同じ。まるで、腔腸生物みたいなつくりなのです。

知人に似ているマネキン

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 日本の妖怪たちも等身大でせまってきます。こなきぢぢいは、じじいの頭部より、なまめかしい下半身が恐いです。ぬらりひょんもいますね。

 等身大の必要があるのかああ。

 あああー、こんなところに!知人ににたマネキンがいたので、撮影してしまいました。服装の趣味までにてるがな。

リカちゃんワールド

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りかちゃんもぎっしり集まっています。関連グッズもたくさんあります。髪がのびる日本人形とは違いますが、夜中に歩き出すのがリカちゃん人形ですね。

得体が知れない人々をのせて

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メリーゴーランドが廻っています。この人形たちをつぶさに撮影したいのですが、もしも、直接行く人のために、この素晴らしいメリーゴーランドのことは、詳しく触れないことにしています。いつかどこか「ふしぎな町」が再現されたときに、ぜひ現場にいってみてみましょう。

 狂気ともおもえる世界なのですが、僕は中に三時間はいました。狂気なんですけど、居心地がよかった。心の中の理想郷みたいな気持ちまでしてきました。  でも、ここにすみたいとかはいいません。夜中はこわいから。

 最後に『美女の入浴のぞきみ』という場所で、こっそり盗み撮りをしてしまいました。

 狭い長屋で、自宅風呂にはいれるごみぶんだなんてうらやましい。

中伊豆に移転か

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 土地の古老に聞くと、この場所は熱海市の土地建物らしくて、これまで、市がどんなことをやっても寂れてしまう場所だったそうです。

 もっともあたったのが、『ふしぎの町』博物館だそうです。でも、三年間の賃貸契約も終了し、次の予定がはいっているので、撤収しないとならないそうです。

 熱海市も、もったえないことするよなあ。寂れる一方の熱海温泉にふさわしい博物館だったのに。もういちと、どこかに出現することを祈って、町をあとにしようとおもいます。

 ところで、化粧女王はどこにいってしまったんでしょうか。このマネキンの中にいたのでしょうか。

(撮影場所は、静岡県熱海市に実在した『ふしぎな町1丁目』博物館でした。現在は閉鎖され別な場所での再開を計画しているそうです)

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