柚のかくし味 by 柚


2005-08-15 戦後60年の節目に

8月15日、終戦の日である。

自分の60年も秒読みということになる。

わたしたちが生まれたころ

戦争終結、世の中には食べるものが何もなかった。

だから物心ついたとき、食べられるものは何でもおいしかった。

食べるということはとても大切なことだった。

だから食べるということに敏感で

食べるということがとても気になっている。


2005-08-23 韓国で料理を食べて思った

韓国のレストランでは、爪楊枝をテーブルにおいていない。食事を多めにとって残す習慣があるので、どうしても残飯が出る。でもそれを日本のようにはごみで捨てない。家畜のえさになるのだ。爪楊枝が入っていたりしたら、家畜ののどや胃腸を傷つける。だから、爪楊枝は食事が終わって出るときにレジのところでもらう。なるほどと思う。

また、韓国のレストランでは、割り箸を使わない。必ず洗って使えるアルミの箸である。これも法律で禁じられている。資源保護である。日本ではたぶん、割り箸に多くの樹木が消耗されている。端材を使うからいいという意見もあるけれど、それでも無駄に捨てられているのは確かだ。箸袋だって、紙がほとんど。美意識の前に資源保護という考え方もあるのだ。

お国柄という以前に、考えさせられることではあった。韓国とて、多くの森林がある。それでも資源を大切にするということでは、必要な手段かも知れない。


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