化粧女王を探す長い旅 by 大王

2003-12-27 未踏の飯盛山ルートの巻

あこがれの山道を行く

はるかに早良山々を望む

 縦走ルートは、実際は300から400メートル級の高いともいえない山々なのですが、なにしろ中学生時代からあこがれていた山道なので、実際に、こんな道だったのかあ、とても感動しました。高地と呼ばれる中間部の分岐点

 ここが、飯盛山に向かう分岐点です。現在は、山道が整備されているので、比較的わかりやすく道をたどることができます。

分岐点に到達

高齢登山者とすれ違う

 高祖山へ向かうルートは、きちんと整備されていますが、飯盛山へは、平成10年に行われた山林の間伐作業のときに、整備されたと見られる道だけです。

雑木の林の中を行く

 上り下りが激しくて、かなりきつい。というか、長年の安楽生活で、すっかりなまった体がいうことをきかず、前をゆく二人についてゆくのがやっとです。

 ぱぱさんと、のこぴいさんの姿が林の中にどんどん小さくなってゆきます。

 この山道こそが、中学時代からあこがれていた、叶ヶ嶽かた飯盛山に向かう縦走ルートなのです。

 俺はここを歩いているんだ。度ぼらや!いまどこにいるんだ。お前が果たせなかった夢をおれは、いまかなえつつあるぞ。

あこがれの飯盛山を望む

あこがれの飯盛山

 正面からみると、飯を盛ったような姿なのですが、背後からみると頂上部の樹木が刈り込まれていているのが見えます。

 小学生のころから、早良平野のどこからでもみえていた特徴的な山容を背後からまじかに見るのは、きょうがはじめてです。

 頂上には、飯盛神社の奥の殿があったことは、すでに知っていますが、登頂して30年くらいたつので、現在そこがどうなっているのか、知りません。

 早良の信仰を集めていた、叶ヶ嶽と飯盛山のふたつの山を一度に踏破する喜びは、旧福岡県早良郡原村、西新町、姪浜町、壱岐村、金武村、鳥飼村、重留村、田隈村の住民の後継者である、私たちの憧れの中の憧れなのです。


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侃侃諤諤