化粧女王を探す長い旅 by 大王

2003-12-26 いきなりへたばるの巻

[飯盛山突進隊]

弁天様

 最初に、旧糸島郡の今宿青木村側の登山道から、かのうがたけをめざすことにしました。

 入り口に奉納してある杖があったけど、そんなん、むかああし、高校生時代にほいほいのぼっていた山なので、杖とかいらねえぜ。

山の道しるべ

 登山始める前から、楽勝ムードだったのは、中学とか高校時代に何度ものぼっている、たかだか300メートル級のやまで、まず、かのうがたけを楽勝でのぼり、途中、きついとこもあるかもしれないけど、あああ、ちょろいもんだぜ。

 憧れの飯盛山登山道も整備されてるってことだし、案外楽勝で制服できるはずである。

山の樹木

 そんな生半可な覚悟で山をのぼりはじめたのが、間違いでした。中学、高校時代って、俺にとって、どのくらい前だと思っているんだよう。

 すっかり忘れてたぜ、自分がぢぢいになっていることを!

高地とは

 実は二合目あたりでやはくも先頭を行くふたりに比べて極端に落伍しているではないかあ。どんなに急いでも気があせぶばかりで、のぼることが難儀なのである。

 きつうううううい。途中でもう人間やめて、四足歩行に逆戻りしてでも、この石段をはってのぼりたいぜえええ。そんな情けない状況になったのです。

 なにが、探検隊だあああ。それにしても同行二人はすいすいゆくなあ。俺はなんでまた、こんなに後方を一人でのぼってるんだろ。


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侃侃諤諤