化粧女王を探す長い旅 by 大王

2003-07-29 うわあああぁ逃げ出したいぜえの巻

[不思議な町1丁目]

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 神社の奥は『お化け屋敷』になっていて、そのそばに、『呪いの藁人形』を300円で売っていました。お金はコチラニ。いれなきゃあなたが呪われる。ひー。世界の呪いとかも陳列してありました。

 『お化け屋敷』に入る勇気ありませんでした。だって、この町の中にあるお化け屋敷ですよ。お化け屋敷の中に、さらにお化け屋敷があるようなものだ。こわいなんてえもんぢゃない。入り口はいって四歩いっただけで、奥があまりにも恐いので、引き返した。

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 それにしても、酔いつぶれた姿を人形で再現して、どういうつもりなんだあ。『お座敷小唄』がリフレインでがんがんなっていました。

 お経の合唱もひっきりなしになっていて、もう、なにがなんだかわからん。

戻るに戻れず。なんなんだあ

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 このころになると、町の空間がもっている陰パワーに圧倒されていて、恐くなって先に進むたびに、変なもんにでくわしました。

 げー。カッパだああ。明るいところでみたら、笑ってすむんでしょうが。ここでは、最高の臨場感あるんです。

 当日、僕のほかに子供を連れた2つの家族が参観していたのですが。2つの家族の子供は、最初から最後まで、泣き続けていました。

 でも、ヤンキー系家族は、子供が泣くのをおもしろがって、子供が大泣きのままで、どんどん先にすすんでいましたね。

 もうひと組は、普通の家族でしたので、泣叫ぶ子供を母親が外に連れて出てゆきました。

 子供がちからいっぱい泣けば泣く程、町の陰気が増幅してゆきました。

 カッパのあとは、人面羊にあいました。何かを語りたそうにしていたけど、急ぎ足で通過します。じっとみていると恐い。

マネキン100体くらい集合

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 夜中にマネキンみることくらい、恐いもんはないんですが、こんな場所があっていいのかああ。マネキンが100体ぐらい、並んでいるのです。なんの脈絡もない衣装をつけて。。。

 よーくみると、中には、人間なのかなんなのか、わかんないものもあります。死体が立っていても見分けつかないぞ。


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侃侃諤諤