『汀日記 若手はなしかの思索ノート』
林家彦三
四六、並製、256ページ
定価:本体1,500円+税
ISBN978-4-86385-518-2 C0095
装丁 成原亜美
装画 ササキエイコ
コロナ禍に"二つ目"となった。
ぽっかりと空いた時間に、ぽつりぽつりと紡いだ言葉。
これは、ほんのひとときの雨宿りの時間なのかもしれない。
東京郊外で暮らす若手噺家の2020年4月~2021年5月の日々を綴った日記文学的思索集。
試し読みはこちら「海上を渉る部屋」
2022年5月上旬発売。
【著者プロフィール】
1990年福島県生まれ。2015年林家正雀に入門。現在、二ツ目。
若手の落語家として日々を送りながら、文筆活動も続けている。本名は齋藤圭介。
web侃づめ「日々の、えりどめ」
掲載情報
◆窮屈な日々の繊細雑記
《落語と文芸の「汀」に立って、人に想像する楽しさを感じさせる。〔……〕文章だからこそすくいとれたみずみずしさがある。表記や文体、構成や素材選びまで、著者のこころが染み渡った一冊だ。》