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(9/9)誠品生活日本橋にて『Craft loop-台湾工芸の今』TAIWAN PLUS スペシャルトークが開催

9月9日『日台万華鏡』の著者、栖来ひかりさんによる『Craft loop-台湾工芸の今』TAIWAN PLUS スペシャルトークが、誠品生活日本橋で行われます。

新荘、大渓、鹿港、恒春。ちいさな街の百年物語――暮らしに息づく台湾工芸

台湾北部で最も早く開発された街のひとつである新荘や、大漢渓沿いに開けた街・大渓、そして「一府、二鹿、三艋舺」と呼ばれ栄えた鹿港、台湾最南端の恒春を歩き、それぞれの街の豊かな表情を作り出し伝統文化を担う人々と出会う。

廟を中心として街がつくられ、そうした廟や信仰が、神棚を作る木工芸や太鼓制作、漆芸や刺繍など伝統工芸を100年以上に渡って支えてきた。伝統的な太鼓づくりをする王錫坤、鹿港で香包をつくり続ける施香花、副葬品としての紙工芸“紙紮”で150年の歴史を継ぐ張徐沛。

時代を経るごとに様々な様相を見せる台湾工芸だが、近年は台湾の最先端をいくファッションデザイナーとのコラボレーションなど新たな展開が面白い。漆工芸家の王清霜が、ファッションブランド「C JEAN」のデザイナー簡君嫄と組んだショーの模様などを解説する。

王錫坤(ワン‧シークン)――行天宮や龍山寺といった名だたる廟や寺の太鼓制作の老舗、新荘の「响仁和」の二代目。伝統工芸家で演奏家でもある。

張徐沛(ジャン=シュー‧ペイ)――死者の副葬品である“紙紮”の工芸家。150年の老舗「茂興齋」糊紙店の創立者から数えて4代目にして、新荘で「新興糊紙店」を開く。息子は現代美術アーティストの張徐展。

王清霜(おう・せいそう)――台湾の漆工芸における人間国宝(伝統工芸技術保持者)で、現在101歳。中国の漢代や日本式の伝統技法に、台湾近代流派の技法を融合させた技術で知られる。

簡君嫄(C JEAN) ――ファッションアーティスト。伝統工芸と現代ファッションの融合に挑み、国内外で高い評価をうける。フィレンツェビエンナーレのファイバーアート部門で銅賞を受賞。

■イベント情報

日時:2023年9月9日(土)14時00分~15時00分(13時30分 開場)

場所:会場観覧/オンライン(Zoomウェビナー)

参加費:無料

定員:➀着席 30名 ②立ち見 20名

イベントの詳細・お申込みはプロフィール(@eslite_japan)もしくは以下URLより

会場観覧:https://seihin0909town1.peatix.com

オンライン:https://seihin0909town2.peatix.com

※社会情勢によりイベントを延期、中止する場合がございますので、予めご了承ください。

※このイベントはオンライン配信もございます。