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第5回ことばと新人賞の作品募集を開始します。

第5回ことばと新人賞 応募要項

・原稿枚数
 70~200枚

・応募締切
 2023年4月15日(土)

・受賞作は「ことばと」掲載に加え、単行本化します。
 受賞の基準に満たない場合、佳作はムック掲載のみとなります。

・選考委員
  江國香織、滝口悠生、豊﨑由美、山下澄人、佐々木敦(ことばと編集長)

・掲載誌
  文学ムック「ことばと」vol.7(2023年9月刊行予定)
  受賞作のほかに選考座談会の模様を掲載する。
  (受賞作品以外の最終候補作は「ことばと」vol.7発売後に書肆侃侃房公式note「web侃づめ」に掲載)

・応募フォーム

https://docs.google.com/forms/d/1HU3urFGmCvHNruBbaYtLwzCNO972MRy5uAlXbveO50Y/edit

 

【選考委員より】

江國香織

それを読まなければ見られなかった景色を見たいし、それを読まなければ行かれなかった場所に行きたい。そこに確かにあって、他のどこにもないもの、その人だけの言葉の配列をお待ちしています。

 

滝口悠生

新人賞応募のコツはいちばん選考が厳しそうなところに作品を送ることだと思います。なので厳しく読む。ナメた作品は送ってこないでください。しかし不遜さをなくさないでください。

 

豊﨑由美

4歳から現在に至るまで読書を続けているわけですが、読めば読むほど「小説はなんて自由なんだろう」の感を強くしています。どうか、小説に対して予断を持たないで下さい。小説の自由さと、自由であるがゆえに生じる不自由さを愉しみながら、七転八倒しながら、書き進めて下さい。わたしも予断を持たずに読ませてもらいます。

 

山下澄人

人間の飛び跳ねるその歪みこそが風穴をあける。光が射す。楽しみです。

 

佐々木敦

「まだ読んだことがないような小説」を読みたい、いつもそう思っています。

でも沢山読んでくると、そういう機会は減ってくる。

挑戦してください(僕に!)。

 

【選考委員略歴】

江國香織(えくに・かおり)

1964年東京生まれ、小説家。著書に、『抱擁あるいはライスには塩を』『雪だるまの雪子ちゃん』『彼女たちの場合は』などがあり、『犬とハモニカ』で川端康成文学賞を受賞している。訳書に『パールストリートのクレイジー女たち』がある。

 

滝口悠生(たきぐち・ゆうしょう)

1982年東京都生まれ。2011年「楽器」で新潮新人賞を受けデビュー。2015年『愛と人生』で野間文芸新人賞、2016年『死んでいない者』で芥川賞。他の著書に『寝相』『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』『茄子の輝き』『高架線』『長い一日』『水平線』。

 

豊﨑由美(とよざき・ゆみ)

1961年愛知県生まれの書評家。共著に『文学賞メッタ斬り!』シリーズ(大森望)、『石原慎太郎を読んでみた』(栗原裕一郎)など。単著は『そんなに読んで、どうするの?』『ガタスタ屋の矜持』『まるでダメ男じゃん!「トホホ男子」で読む、百年ちょっとの名作23選』『ニッポンの書評』など。YouTubeチャンネル「文学賞メッタ斬り!」を大森望と開設している。

 

山下澄人(やました・すみと)

1966年兵庫県生まれ。作家、劇作家、演出家、俳優 。高校卒業後、富良野塾に入塾し俳優として活動をはじめる。1996年より劇団FICTIONを主宰し作、演出、出演を担当する。2011年より小説を発表。2012年『緑のさる』で第34回野間文芸新人賞、2017年 『しんせかい』で第156回芥川賞を受賞。そのほかの著書に『ギッちょん』『鳥の会議』『壁抜けの谷』『ほしのこ』『小鳥、来る』『月の客』などがある。

 

佐々木敦(ささき・あつし)

1964年名古屋市生まれ。思考家。作家。HEADZ主宰。「ことばと」編集長。映画美学校言語表現コース「ことばの学校」主任講師。芸術文化の複数の分野で執筆などを行っている。文芸評論の著作として『絶対安全文芸批評』『文学拡張マニュアル』『小説家の饒舌』『批評時空間』『シチュエーションズ』『あなたは今、この文章を読んでいる。』『ニッポンの文学』『例外小説論』『筒井康隆入門』『新しい小説のために』『私は小説である』『これは小説ではない』『それを小説と呼ぶ』『絶体絶命文芸時評』がある。小説作品に『半睡』。

 

【これまでの受賞作】

第1回 (佳作)金名サメリ「道ジュネー」、永井太郎「残って拡散する響き」

第2回 大沼恵太「ゾロアスターの子宮」、山縣太一「体操させ、られ。してやられ」

第3回 笛宮ヱリ子「だ」

第4回 福田節郎「銭湯」/(佳作)井口可奈「かにくはなくては」