『ファットガールをめぐる13の物語』刊行記念 磯野真穂さん×加藤有佳織さん×日野原慶さんトークイベント「自分の体をどう生きるか? 『ファットガールをめぐる13の物語』から考える」を開催します。
モナ・アワド『ファットガールをめぐる13の物語』刊行記念
磯野真穂さん×加藤有佳織さん×日野原慶さんトークイベント
「自分の体をどう生きるか? 『ファットガールをめぐる13の物語』から考える」
日時:2021年7月9日(金)19:00~20:30
参加方法:代官山 蔦屋書店のオンライン配信
https://store.tsite.jp/daikanyama/event/humanities/20483-1718210607.html
「宇宙にさからうとき」のエリザベスは、ティーンの不安や怒りをマックフルーリーといっしょに飲み干し、おかわりします。
「最大のファン」の彼女は、酔ったときだけやって来る身勝手なミュージシャンもどきのために甘くてやさしいバナナブレッドを焼きます。
「あの子はなんでもしてくれる」の彼女は、きっちりと計量した辛口白ワインに干からびたグリル野菜を饗します。
いつも「自分の体じゃないみたい」に感じながら息をして、ときどき息苦しくなって、自分の体と仲良くなるために食べたり食べなかったりして、好きな服やリップカラーで自分を応援しています。
この「自分の体」と格闘するエリザベスの物語について、文化人類学者・磯野真穂氏にお越しいただいて、訳者ふたりとあれこれ語り合います。
【アーカイブ配信について】
イベント終了後、アーカイブ配信を予定しております。
配信準備のため、イベント終了後すぐに配信はしておりません。
準備が出来次第、お申し込みいただいた皆様へご連絡させていただきます。
〈オンライン配信参加につきまして〉
代官山 蔦屋書店主催のオンライン配信イベントは、Zoomのウェビナーにてライブ配信をいたします。
ご覧いただくには、インターネット環境が必要です。
※ イベントはPC、スマホ、タブレットからご視聴可能です。
※ 「Q&A」機能を使って皆さまからの質問やコメントをお寄せいただくことが可能です。
※ 本イベントはライブ配信イベントです。録音録画はご遠慮願います。
※ 今回ご利用いただいたメールアドレス、お名前を他に使用することはございませんので、ご安心ください。
※ 当日ご来店いただいてもイベントをご観覧いただくことはできません。
※ 配信のURLとご案内は、ご予約いただいたチケットサイトを通して順次メールでお送りいたします。(URLの共有は禁止いたします。)
※ URLの共有、第三者への譲渡はご遠慮ください。
※ ご視聴の通信環境の悪化などにより、配信が途切れた場合の返金はいたしかねます。
【出演者プロフィール】
磯野真穂(いその・まほ)
早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒(1999)、オレゴン州立大学応用人類学修士課程修了後、早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。 著書に『ダイエット幻想 やせること、愛されること』(ちくまプリマー新書、2019)、『急に具合が悪くなる』(共著:宮野真生子、晶文社、2019)、『医療者が語る答えなき世界 いのちの守り人の人類学』(ちくま新書、2017)、『なぜふつうに食べられないのか――拒食と過食の文化人類学』(春秋社、2015)がある。
加藤有佳織(かとう・ゆかり)
慶應義塾大学文学部准教授。アメリカやカナダの文学、世界各地のカッパ(的な存在)に関心がある。共著に『現代アメリカ文学ポップコーン大盛』(書肆侃侃房、2020年)、翻訳にトミー・オレンジ『ゼアゼア』(五月書房新社、2020年)。
日野原慶(ひのはら・けい)
大東文化大学にてアメリカ文学を教えている。「身体」「自然」「環境」「廃棄」「排泄」などに関心があり、それらにつながる現代のアメリカ小説や、ノンフィクション作品(とくに自然や環境をテーマにしたネイチャーライティングや、病や体をテーマにしたエッセイなど)を研究している。共著に『現代アメリカ文学ポップコーン大盛』(書肆侃侃房、2020年)。