新着情報

『批評王』(工作舎)『絶体絶命文芸時評』(書肆侃侃房)W刊行記念 佐々木敦さん×矢野利裕さんトークイベント「何もかも論じ(ようとし)た男」が開催されます。

『批評王:終わりなき思考のレッスン』(工作舎)

『絶体絶命文芸時評』(書肆侃侃房)W刊行記念トークイベント

佐々木敦さん×矢野利裕さん
「何もかも論じ(ようとし)た男」

思想、文芸、音楽、映画、コミック、演劇、アート……ここ十数年、日本の批評家の中でも、唯一と言っていいほど多彩なジャンルに取り組んできた佐々木敦さん。そんな彼が批評家卒業を宣言しました。

そして、これまでの批評活動を振り返るべく、8月末には「ただそれだけを読んでも面白い」、ロジック&レトリックが冴えわたる全78編を集大成した『批評王:終わりなき思考のレッスン』(工作舎)を、9月には「崖っぷちに立って俯瞰する様子が見てとれる」、新聞三社連合の文芸時評5年分を柱とした『絶体絶命文芸時評』(書肆侃侃房)を刊行。

この2冊の刊行を記念して、佐々木さんが講師を務めた映画美学校・批評家養成ギブス1期生で、批評家・DJとして活躍する矢野利裕さんをお迎えし、「批評が直面している危機とは?」「批評と創作の違いとは?」「ロジック&レトリックの磨き方は?」など、批評の「これまで」と「これから」をめぐって、佐々木さんとたっぷりと語っていただきます。批評家卒業宣言後の総まとめとも言えるこの対談、どうぞお見逃しなく!

そして、この対談に合わせて、特別な特典もご用意しました。
『批評王』、『絶体絶命文芸時評』のどちらでも、書籍付き配信でご参加いただいた方には、書籍とともに、単著・共著・責任編集を含めて全42冊の著作を、佐々木氏自らが一冊ずつ詳細に解説した超充実オリジナル・ブックレット『「批評王」の省察:佐々木敦、全著作を語る。』(四六判変型/トレーシングペーパー+厚紙表紙/本文12ページ/2色刷り/中綴じミシン製本)を同封してお送りします。

こちらもどうぞお買い逃しなく!

 

【出演者プロフィール】

佐々木敦(ささき・あつし)
文筆家。1964年、愛知県名古屋市生まれ。ミニシアター勤務を経て、映画・音楽関連媒体への寄稿を開始。1995年、「HEADZ」を立ち上げ、CDリリース、音楽家招聘、コンサート、イベントなどの企画制作、雑誌刊行を手掛ける一方、映画、音楽、文芸、演劇、アート他、諸ジャンルを貫通する批評活動を行う。2001年以降、慶應義塾大学、武蔵野美術大学、東京藝術大学などの非常勤講師を務め、早稲田大学文学学術院客員教授やゲンロン「批評再生塾」主任講師などを歴任。2020年、小説『半睡』を発表。同年、文学ムック『ことばと』編集長に就任。批評関連著作は、『この映画を視ているのは誰か?』(作品社、2019)、『私は小説である』(幻戯書房、2019)、『アートートロジー:「芸術」の同語反復』(フィルムアート社、2019)、『小さな演劇の大きさについて』(Pヴァイン ele-king books、2020)、『これは小説ではない』(新潮社、2020)他多数。

矢野利裕(やの・としひろ)
批評家、DJ。1983年、東京都生まれ。映画美学校・批評家養成ギブス1期生。2014年、「自分ならざる者を精一杯に生きる:町田康論」が、第57回群像新人文学賞・評論部門優秀作に。さまざまなメディアで、文学・音楽を中心に批評活動を行なう。現在は、文芸批評集、教育に関する著書を執筆中。著書に、『コミックソングがJ-POPを作った:軽薄の音楽史』(Pヴァイン、2019)、『SMAPは終わらない:国民的グループが乗り越える「社会のしがらみ」』(垣内出版、2016年)、『ジャニーズと日本』(講談社現代新書、2016)、『ジャニ研! TWENTY TWENTY』(原書房、2020)大谷能生・速水健朗との共著などがある。

--------------------------------------------------------

日時:2020年9月19日(土)19:00~21:00 (18:30開場)

場所:本屋B&B(世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F)

入場料:

来店参加(10名限定):1500円
配信参加:1500円
書籍つき配信参加A:1500円+書籍『批評王』2700円
書籍つき配信参加B:1500円+書籍『絶体絶命文芸時評』2000円
書籍つき配信参加C:1500円
書籍『批評王』・『絶体絶命文芸時評』4700円+送料
(上記いずれも税別、書籍付きチケットにはいずれも特典ブックレット。)

http://bookandbeer.com/event/20200919b/