「Abema prime」で紗倉まなさんに『あひる』（今村夏子）をご紹介いただきました。
「Abema prime」（5月8日放送）の「コロナ禍の外出自粛おうち時間が増えるこんな時だからおすすめしたい本」として、紗倉まなさんに『あひる』（今村夏子）をご紹介いただきました。
〈日常の中に潜む不穏や、胸がざわつくような出来事を大仰に取り上げることもなく、ただ黙々と『日常のまま』過ごし進んでいく物語。 とにかく面白くて読みやすいので途中で離脱することもなく、『何から読んだらいいか分からない』方にもおすすめです！〉
ーーーーーーーーーーーーーーー
『あひる』 今村夏子
四六判、上製、144ページ
定価：本体1,300円＋税
ISBN978-4-86385-241-9 C0093
あひるを飼うことになった家族と学校帰りに集まってくる子供たち。一瞬幸せな日常の危うさが描かれた「あひる」。おばあちゃんと孫たち、近所の兄妹とのふれあいを通して、揺れ動く子供たちの心の在りようを、あたたかくそして鋭く描く「おばあちゃんの家」「森の兄妹」の３編を収録。