書籍

『誰もいない街』 高橋徹郎

『誰もいない街』
高橋徹郎

四六判/上製/208ページ
定価:本体1500円+税
ISBN978-4-86385-350-8

 

【帯文】
後悔、絶望、驚嘆、落胆、失笑……。
思いがけない出来事の行く手には――。
予測不能な世界への9つの扉。
さあ、あなたはどの扉から入りますか?

 

【内容紹介】
突然の事故により権利を行使した夫婦のその後……「一人なら殺してもいい」、恋心を抱く同級生に誘われ禁止されている壁の外へと踏み出す。そこに待っていたものとは……「誰もいない街」、突如よみがえったあの日の記憶「手の中の希望」、朝起きると太ったおじさんになっていた「消えてしまいたい」など9つの物語を収録。

 

【著者プロフィール】
◆高橋徹郎(たかはし・てつろう)
1967年愛知県生まれ。福岡県糸島市在住。
九州芸術工科大学芸術工学部卒。
劇団を主宰し、通称スター高橋としてKBCドォーモリポーターやラジオパーソナリティーとして活躍。また、フジテレビ「世にも奇妙な物語『過去からの日記』『命火』」や福岡放送「瞳スーパーデラックス」「パラダイスチケット」KBCドォーモのドラマ「三日後の殺意」など多数のテレビドラマ、ラジオドラマの原作や脚本を担当する。
2014年から糸島市議会議員を1期務める。

【掲載情報】

シティリビング(2019年3月22日) 本人インタビュー

《テーマは絶望ながら、ハラハラしたりクスッとしたり、結末はさまざま。〔……〕ウイルスで人口が10分の1に減った近未来が舞台の表題作「誰もいない街」など独創的な設定の中にも、福岡の地名が出てくる作品も》