ショートショートの小箱2
『切手の贈り物』
目代雄一
四六判、並製、176ページ
定価:本体1,300円+税
ISBN978-4-86385-316-4 C0093
装画 坂田優子
装幀 大村政之(クルール)
読者の心をくすぐるショートショートの小宇宙。
思わず引き込まれる!
そして最後に誰もがにんまり。
じんわり怖い、ちょっぴりホッコリと……
小箱には余韻が残る33 話が詰まっています。
2018年6月上旬全国書店にて発売。
著者略歴
目代 雄一(もくだい・ゆういち)
1958年、高知県生まれ。香川大学教育学部卒。35年間の学校勤務を経て、現在はショートショート作家。「にやり」「どきり」「ほっこり」の世界と、その余韻を楽しめるショートショートを作り続けている。本書は25 篇の書き下ろしに、雑誌に初出の8 篇を加えた3 冊目のショートショート集。他の著書に『森の美術館』、『デビルの仕業』があり、単行本とともに電子版でも配信中。
目次
Ⅰ章 切手の贈り物
純ちゃんとの別れ
三郎さんを送る
切手の贈り物
恩返し
バアバの日記
狸話
コンビニ強盗
山の上の刑務所
手本となる大人
不思議な手紙
感じる人
Ⅱ章 運命の人
運命の人
WANTED
カレー対決
魔物
遊び人の指輪
逆ナン
ペンギン
お国柄
ぷっつん問答
マル秘の処方
ある手口
Ⅲ章 勝利の女神
お主も悪よのう
勝利の女神
副作用
化けの皮
ある仕掛け
トカゲレース
食物連鎖
デスマッチ
宇宙の果て
男脳
スーパー寝袋
あとがきにかえて