極楽浄土とは
『禪寺炎上』
椛島禅徹
四六判、上製、208ページ
定価:本体1,500円+税
ISBN978-4-86385-098-9 C0095 絶版
浄土はこの世なり。
極楽浄土は
生かされている自分の命だ。
命と命を支え合い、助け合うことが一番尊い。
自分の命をはなれて理想を求めるのは虚しい。
日常を生きることは美しくまた喜びでなければならない。
ファッショナブルに生きる表現こそ禅だ。
【著者プロフィール】
椛島 禅徹 (かばしま・ぜんてつ)
昭和十三年長崎市生まれ。十二歳で瑞光寺(佐賀県嬉野市)出家。嬉野高等学校卒業後、梅林専門道場修行(福岡県久留米市)。四十三年花園大学卒業。現在、社会福祉法人松翠保育園園長。 日日庵管主。
【目次】
第一部 禅門の崩壊
プロローグ 修行僧の放火
第一章 出家
第二章 修行の場としての寺
禅の寺/禅の修行/廃仏毀釈が意味するもの
第三章 浄土の改革
浄土はこの世に/輝く浄土
第四章 仏陀祖師の教え