書籍

『銀行では絶対に聞けない資産運用の話』 松井信夫

あなたの資産は5年で平均1.5~2倍に!

『銀行では絶対に聞けない資産運用の話』
 退職金で一生「楽」に暮らす術
松井信夫


四六判、並製、168ページ 
定価:本体1,500円+税
ISBN978-4-902108-78-1 C2033

今まで、銀行や郵便局、証券会社などに言われるがままにおこなってきた資産運用。でも、不安定な株、サブプライムローンの焦げ付きなど世界の金融不安がすぐに飛び火する時代、お金はどこに預け、どう運用したらいいか、わかりますか? この間まで儲かっていたのにアッという間に損をしてしまった。このまま預けたままでいいのか、これ以上の損を回避するために、別のところに移し替えたほうがいいのか・・・。
もうすぐもらう退職金。年金の先行きが不安定なので、一生食べていけるお金を維持しておきたい。どんな方法が効率的で、安全なのか。
そんな疑問、不安の答えがすべて、この本に詰まっています。人気FPが、まるで講演で話すようにわかりやすく紙上公開してくれます。

2008年5月下旬全国書店にて発売。

【著者プロフィール】
松井信夫 (まつい・のぶお)
株式会社ウイム 代表取締役
ファイナンシャル・プランナー
CFP(R)
一級ファイナンシャル・プランニング技能士

全国各地で年150回以上のセミナーを行なう人気FP。某証券会社が行なった全国FPセミナーにて全国ナンバーワン講師の称号をえる。難しい経済や金融の話をわかりやすく、楽しく、パフォーマンスを交えながら、具体的な実践方法まで伝えている。そのため、通算10回を超える受講者も数多い。また、最近では運用セミナーでありながら、なぜか感動し目頭を熱くする人もいる。

講演先 郵政公社・NHK文化センター(東陽町・柏・千葉・ユーカリ ・町田・水戸)、明海大学、大和証券、日興證券、駿河銀行、トヨタホーム、三菱重工、ヒューマンアカデミー、早稲田セミナー、東京ビジネスコンサルティング、プルデンシャル生命、アリコジャパン、ING生命、AXA生命、きらめき生命、各地商工会議所・消費者センター・ 市町村公民館等での講師活動

執筆 金融時事用語辞典(日銀他との共著・金融ジャーナル版)、FPの知恵袋(共著、ビーケーシー出版)、朝日新聞・読売新聞・保険毎日新聞 、明海大学AFPテキスト(相続・損害保険)、株式会社TBCAFPテキスト(相続・損害保険)…等

出演 テレビ朝日スーパーJチャネル、CNCテレビ゙、ビデオ「未来への奇跡」…他

経歴
昭和55年 3月 摂南大学 工学部 土質学科卒業
昭和55年 4月 株式会社精研にて凍土の研究開発にあたる
昭和57年 7月 住友海上火災保険株式会社に特別研修生として入社
昭和59年 7月 損害保険代理店として独立開業
平成 1年 11月 損害保険代理店特級一般代理店に格上げ
平成 3年 3月 株式会社ウイムを設立し代表取締役に就任
平成10年 11月 日本FP協会認定CFPRに合格、 FPの仕事を本格的に始動
平成11年 4月 日本FP協会・ICFP JAPAN千葉支部 広報幹事に就任
平成13年 6月 佐倉警察署管内犯罪被害者支援連絡協議会会員に就任
平成14年 6月 日本FP協会広報センター相談員に就任

松井信夫オフィシャルサイト
http://www.wim-fp.com
nm@wim-fp.com

株式会社ウイム
本社オフィス 千葉県佐倉市王子台1-28-8 千葉銀行うすいビル5F 〒285-0837
銀座オフィス 東京都中央区銀座5-6-12 みゆきビル7F bizcube 〒104-0061

【目次】
はじめに

第1章 資産運用はどのように取り組んだらいいか
日本の財政破綻も視野に入れる
大きな流れを読み、資産倍増を目指す

第2章 お金のはなし
1万円札の価値は何で決まるか─「あなたは、1万円札が好きですか?」
「お金」が発明される以前は、物々交換だった
金を預けたときの引換券がお金の始まり
アメリカではニクソン・ショック以降、ドルと金の交換を停止した

第3章 お金の裏付けとなっているもの
発行したお金に見合う日銀の保有資産は何か

第4章 国債とは何か
国債とは国の借用証書のこと
経済の動きを見るための3つの指標
国債の価格は変動する3
国債はインフレに弱い─過去ただの紙くずに?
戦後、戦争のための借金を踏み倒した─新円切り替え、預金を封鎖
戦後、お金の価値がなくなり、インフレに

第5章 日本の財政状況
日本のお金の価値の裏付けとなっている国債はどうなる?─ 日本の財政状況の問題
借りたお金(国債)の残高は巨額になっている─ 国債を裏付けにして発行されたお札は信用できるか?
国の収入は税収

第6章 インフレと資産の分散
お金の価値がなくなると、インフレになる
インフレ対応には何がいいか
資産の分散

第7章 長期金利は上がらない?
日本の潜在成長率(経済力)─ 1980年代は4%だった
1990年にバブルがはじけて、潜在成長率は下がってしまった

第8章 人口減少時代の到来
潜在成長率は人口に比例する
今までの社会システムは、人口の増加を前提に

第9章 資産運用の基本─下落時がチャンス
リスク金融商品は上がったり下がったりする─長期の視点で運用することが必要

第10章 景気循環投資法
ドルコスト平均投資法の実績
損切りと武士の決断
「ドルコスト平均投資法」で損をする場合
退職金でドルコスト平均投資法を行なう
ドルコスト移転の利点
ファンドの入れ替え時期

第11章 まとめ
氷山から学ぶこと
今、金融で見えているものは…金利が低いという現実─続くゼロ金利の行方
保険はある種の博打である

第12章 退職金の運用
(1)まず今後10年間に使う予定のお金を計算する
(2)残りのお金―10年後は誰にもわからない

おわりに