書籍

『ひとつの町のかたち』 遠藤めぐみ

『ひとつの町のかたち』
遠藤めぐみ

B6判、並製、144ページ
定価:本体1,200円+税
ISBN4-902108-27-5 C0093
2006年5月下旬全国書店にて発売

本の中の喫茶店で香り高い珈琲をどうぞ!

つい最近まで、ちょっとした町には必ず人々が足を止め、疲れをいやせる喫茶店の一つや二つはあった。古きよき時代の象徴的存在であったはずの喫茶店は、いったいどこに消えたのだろうか。
ある時代の文京区春日を舞台に「珈琲タカハシ」のマスター高橋さんとフリーターの「おれ」、通ってくる客との人間模様を綴った物語は、失われた80年代そのままだ。

カバー写真:三好弘一
 

【著者プロフィール】
遠藤めぐみ(えんどう・めぐみ)
1962年、茨城県に生まれる。1980年、お茶の水女子大学児童学科入学のため文京区に移り住み、以来ずっと文京区住人。詩誌「AUBE」同人。タウン誌「空 kuu 本郷/小石川/白山 街の本」同人