文学ムック
「ことばと」vol.3
A5、並製、288ページ
定価:本体1,600円+税
ISBN978-4-86385-455-0 C0495
編集長/佐々木敦
ロゴマーク/石黒正数
表紙・本文デザイン/戸塚泰雄
装画・挿絵/近藤恵介
【巻頭表現】
森栄喜「Die-in Tulips」
【創作】
青柳菜摘「フジミ楼蜂」
市原佐都子「蝶々夫人」
柴崎友香「知らない街のように」
水沢なお「生殖する光」
【特集 ことばと音楽】
◎小説
柴田聡子「新曲・Best Friend」
町田康「むかし話」
◎歌詞
イ・ラン「私はある女の生き様を想像してみる」(カン・バンファ訳)
小島ケイタニーラブ「帰ってきたシーラカンス」
崎山蒼志「時間」
澤部渡(スカート)「私が夢からさめたら」
さや(テニスコーツ)「その夢のなか」
澁谷浩次(yumbo)「歌の終わり」
寺尾紗穂「香水」
豊田道倫「海の街へ」
七尾旅人「元日の横須賀」
野口順哉(空間現代)「符牒」
蓮沼執太「フェイシズ」
山本精一「二度寝の子守唄」
諭吉佳作/men「から」
◎対談
佐藤良明×細馬宏通「言葉と音楽、そのしくみをめぐって」
【第二回ことばと新人賞】
大沼恵太「ゾロアスターの子宮」
山縣太一「体操させ、られ。してやられ」
【翻訳】
胡遷「空気銃」(濱田麻矢訳)
【本がなければ生きていけない】
東千茅「言葉に呑まれる」
百瀬文「あのページで逢いましょう」
2021年4月中旬全国書店にて発売。
崎山蒼志や諭吉佳作/menら13名が「ことばと」でメロディのない歌詞制作、柴田聡子&町田康の小説も(音楽ナタリー)
崎山蒼志、澤部渡、七尾旅人ら登場 文学ムック「ことばと」で“ことばと音楽”特集(リアルサウンド ブック)
ミュージック・マガジン7月号 評者=松永良平さん
《論点を煮詰めすぎた停滞感がなく、思考と実践の関係性がよく見えて風通しがいい。この爽やかな読後感は正直予想してなかった》