『ザ・ブック・オブ・ザ・リバー』
川合大祐
四六判、並製、336ページ
定価:本体2,200円+税
ISBN978-4-86385-671-4 C0092
装丁 コバヤシタケシ
フーダニットの針が挿さってゆく水風船
現代川柳の到達点とも言える、異次元の2025句を収録する川合大祐第三川柳句集。『スロー・リバー』『リバー・ワールド』と続いてきた前人未到の現代川柳プロジェクト「リバー」シリーズ、ついに完結!
2025年5月上旬発売です。
【収録句より】
ずっとのろしをみていた鼻行類の図鑑
奥村という説得を思いつく
未確認飛行物体(F・カフカ)
砂漠から巨大舞妓が立ちあがる
9の字を校庭に描く時の暮れ
バカミスに犬小舎をでる犬 朝だ
納屋を焼く完全言語もとめつつ
【目次】
第一章 モルグ街の殺人
第二章 父が消えた
第三章 森の生活
第四章 失踪日記
第五章 言葉と物
第六章 われ逝くもののごとく
第七章 非現実の王国で
第八章 重力と恩寵
第九章 櫻の園
第十章 時間
第十一章 S,M,L,XL
第十二章 天井桟敷の人々
第十三章 燃える世界
第十四章 バベルの図書館
第十五章 ディコンストラクション
第十六章 襞
第十七章 森の生活
【著者プロフィール】
川合大祐(かわい・だいすけ)
川柳作家。1974年長野県生まれ。「川柳の仲間 旬」同人を経て、「川柳スパイラル」同人。ブログ「川柳スープレックス」共同執筆者。著書『スロー・リバー』(あざみエージェント、2016年)、『リバー・ワールド』(書肆侃侃房、2021年)、共著『はじめまして現代川柳』(書肆侃侃房、2020年)。