書籍

『ここにきている』 ぷくぷく

『ここにきている』
ぷくぷく


A5判変形、並製、128ページ
定価:本体1,900円+税
ISBN978-4-86385-716-2 C0092

装丁:成原亜美 装画:夜久かおり

栞:大森静佳、永井祐、山崎聡子、山田航

 

空のこと一度忘れて空のこと突然見たらすごいだろうな

第7回笹井宏之賞大賞受賞!

自分の理解が及ばない世の摂理を受容し、世界の美しさと不可解さをそのままに受け止めること。「受容」が難しい時代にあって、この一冊の世界への開かれ方はまぎれもない。
━━━━山崎聡子(栞文「世界を受容する言葉」より)

 

2026年2月上旬発売

 

【収録歌より】

電柱の上のほうにはいろいろな技術がかなり使われている

いやらしい気持ちのようにむらさきの紫陽花をだすことがある道

工場でラムネにされてしまうとき水は痛くてこわいだろうか

雪だるまの胸に林檎を埋めるのはとてもいけないあそびとされる

赤ちゃんに不思議がられているときの世界は少しはりきっている 

 

【目次】
第一章
うつくしい窓辺
散歩している
愛じゃなければ
夏休み

第二章  
するどい夜

月の番組
雲をつかんで
楽器のように
かたつむり

第三章  
冬の焚き火の
ゼログラム
午後っぽい
ここにきている
一度忘れて

あとがき

【栞】
無力さにかよう風 大森静佳
世界を受容する言葉 山崎聡子
ぷくぷくさんの二重性 永井祐
匿名的な群衆の視点 山田航

 

【著者プロフィール】
ぷくぷく
1975年名古屋市生まれ。川崎市在住。2021年に作歌を始める。第7回笹井宏之賞大賞。うたの日育ち。