書籍

『独句集』麻田春庵

句集『独句集』
麻田春庵

四六版、並製、104ページ
定価:本体1,500円+税
ISBN978-4-86385-725-4 C0092

麻田春庵第一句集。

六十数年詩を書き続けていた。
ふと振りかえってみると、日本古来の和歌や、
江戸期から始まった俳句に興味を覚え、
短歌俳句を勉強し始めた。
 

【収録歌】

春の夜寝て起きて寝て起き寝よ

夏の日の白いキャンバス赤く塗る

秋の日は選り取り見取り掴み取り

冬空にわが身を晒す妻と共

【目次】

春
春ひとひ   
春風を待つ   
春愁   
春燦々と   
老燦々   
老の春   
季抱く   
竹の春

夏
てん突出した心の風
夏の忘れもの   
苦い夏   
悠々幽々   
夏は淫酒の如く   
風死す   
円虹   
夏旺ん 

秋
寝転んで秋深し   
さやけしき秋   
秋思恋   
幻住庵   
秋は飽き厭き空くらす   

冬
拠ん所ない冬景色
嚏(くしゃみ)悴(かじか)む   
ペルソナの冬   
冬ざれ   

あとがき  

【著者プロフィール】

麻田春庵(あさだ・しゅんあん)
一九四三年 福岡県福岡市博多に生まれ
二〇二三年 「九州文学」で俳句を始め、現在に至る

2026年5月中旬発売