- 2020-08-06 (Thu) 10:18
- 総合
もうすぐお盆がやって来る。宮崎の山里にあるお袋や次姉のお墓に手を合わせたいと思っていたが、難しそうだ。意図せずともコロナを持ち込むのが心配だったが、このところ宮崎県内でコロナの感染者が相次いでいるから、帰郷すること自体そう気楽ではない。
このコロナ禍はまだ当分続くのだろうか。ひょっとしたら来年の今頃も似たような状況が続いていたりして。そうなると経済は社会はどうなっているのか心配になるが、少なくとも日本に住む我々はこれを契機に都市づくりや日々の暮らしを根本的に見直す好機かもしれない。念頭にあるのは今後30年以内かそこらの間にいつ来てもおかしくないと言われる幾つかの巨大地震だ。南海トラフ地震だの首都直下地震だの日本列島の東側は大地震の巣のようではないか。
リモートをさらに推し進め、東京一極集中を是正し、人口減少、過疎化に悩む地方都市、町村が活気を呈する道を模索すべし。海辺や河川に面した住宅地では大きな津波の襲来を想定した対策が急がれる。今回のコロナ禍を神様が警告の意味で投げかけてくれた天与の機会としてとらえ、最大限の知恵と努力を注入して、21世紀の国づくりを目指すべきか。
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先に麻雀のことに関し、「平和」という手役について書いた。中国語の一般の語彙としてはこの漢字は「(性質や言動が)穏やかである、温和である」という意味だと辞書に載っている。私が読んでいる英日中の語学読本で丁度、この語が出てきた。英語では peaceful であり、日本語では「平和な」、中国語では「平静的」「和平友好的」の意だと説明されていた。
そこで挙げられていた例文は He is a peaceful and friendly man and never quarrels with others. 日本語訳は「彼は平和的で友好的な人で、他人とは決して口論をしません」となっていた。中国語訳は「他是个平和、友好的人,绝对不会和他人吵架」。「争いを好まない」という意味での「平和的な」は中国語でも「平和的」でいいということか。
「吵架」という語はもう何度も目にしているが、その都度辞書を引かされている。「吵」は「 炒饭」(チャーハン)の「炒」と同じ音のchǎo であり、比較的覚えやすい語のはずだが、すぐに忘れてしまうのだ。「口が少ない」と書いて①騒ぎ立てる②口論する・・意だとは皮肉だが。
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プロ野球は巨人が調子がいい。エース菅野は開幕から無傷の6連勝だ。彼もやがて大リーグを目指すのだろうか。私はプロ野球には関心がかつてほどはないが、やはり巨人の調子がいいと見たくなるから、巨人ファンなのだろう。
大リーグは大谷翔平君がまた右腕を痛めたようだ。チームの名将マッドン監督は今シーズンは彼が再びマウンドに立つことはないと語っている。今季はコロナ禍の異常事態でわずか60試合のシーズン。今季は「失われた一年」として忘れた方がよさそうだ。それはそれで残念なことだが、今さら嘆いてもどうしようもない。大谷翔平君には残り試合でできるだけ指名打者として打席に立ち、猛打を見せてもらいたいと願うが、右腕の損傷は打撃には大丈夫なのだろうか。何にしても大リーグへの興味は雲散霧消しそう。