- 2019-10-17 (Thu) 09:31
- 総合
疲れた。久しぶりのソウル。前回のソウル訪問の記憶はほとんど残っていない。だからソウルでは全くのstranger と言える。第一、仁川国際空港に到着して、入国審査を受けるために電車に乗りターミナルを移動しなければならないことに面食らった。
入国審査を終え、空港で日本円を韓国ウォン(₩)に取りあえず両替。2016年3月には福岡の銀行で両替したレートは1¥=9.30₩だった。今回、仁川空港での両替のレートは1\=10.13₩だった。少しだけ「日本円が得する」か。ほぼ1,000円=10,000ウォンの計算でいいようだ。両替後、スマホを使うためにルーターを借りようとしたが、台北に比べ割高のような気がして、スマホを使う機会もないので、今回は借りるのをやめた。ホテルかどこかでパソコンのメールを確認して、ブログをアップすることさえできればハッピーだ。
仁川空港から電車に乗った。1時間ほど乗車して、弘大入口駅に着いたのであてもなく下車した。もう少し乗っていれば、ソウル駅に到着することは分かっていたが、ガイドブックにこの駅の周辺が載っていたので、何となくこの辺りで安いホテルがあるのでは目論んだのだが、そうは問屋が卸してくれなかった。
例によって犬も歩けば棒に当たる式で周辺を歩き回り、ホステルの看板が目に飛び込んできたなら、一人部屋があるかと尋ねた。なぜかどこも満杯。料金を尋ねると、一泊7万ウォン(約7千円)で週末には倍額と宣うではないか。いや、それなら、普通のホテルをあらかじめ予約しておけば良かったと悔いた。
弘大入口駅内にトラベルセンターという観光案内所があり、そこに引き返して相談した。若い女性2人が勤務していたが、一人は日本語が堪能でいろいろとパソコンで適当なホテルを探してくれた。私はひと頃よく尋ねた釜山では確か4万ウォンの安ホテルを常宿にしていることを覚えていたので、何とかその辺りのレートを考えていたのだが、上記のように若者が利用するホステルからして私には手が出せそうにない価格。
結局、彼女たちの苦労の甲斐あり、地下鉄で一駅離れただけの近場に4万ウォンの安いホテルを見つけることができた。一人が直接電話をしてくれた。日本では外国からの観光客に、しかも何の準備(予約とか)もしていない、いい加減な訪問者にこのように懇切丁寧に応対してくれるものだろうか。深く感謝した。
さて、道に迷い迷いしながら、通行人にも何度か尋ねたりして、目指すホテルにたどり着いた。土地勘もないのでよく分からないが、どうもラブホテルの一角にあるそういうホテルのようだ。困ったことに受付にいた中年のご婦人に英語が全く通じない。もちろん日本語もだめ。私の韓国語のレベルでは込み入った話はできない。入室してみたら想像以上にきちんとしていた部屋だったので、来週月曜まで連泊したいと言ったら、喜ぶかと思っていたら、困った顔をするではないか。OKはしてくれたものの、日中は荷物を出してくれというようなことを言っている。ははーん。ショートのカップルに部屋を使わせたいので、日中は部屋を空けろということかと推察した。
その夜、ホテル近くの屋台で焼酎とイカ焼きなどを食した。相席した人と日本語に韓国語を交え、楽しく会話していたら、離れたテーブル席にいた男性客から私に向かって罵声が飛んできた。
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