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トランプ氏に思う

  • 2018-11-09 (Fri) 11:21
  • 総合

20181109-1541729934.jpg スロージョギング。休み休みだが、何とか続けている。長年のプール通いを切っただけに帳尻は合わせなくてはならない。とにかく普段は「座った姿勢での生活」(sedentary lifestyle)だから、健康に全然良くないことは百も承知、二百も合点だ。来年3月にはまた南大隅町の恒例の稲尾岳参拝登山が待っている。いつも青息吐息で登っている。これからスロージョギングで足腰を鍛えておけば、稲尾岳参拝にも役立つ。そう思い始めてもいる。
20181109-1541729957.jpg 最近ではこれまでバスを使っていた距離もできるだけ歩くように変えた。万歩計をいつもポケットにしのばせ、夕刻自宅で取り出せば、少なくとも1万歩は歩くように心がけている。日曜日をのぞけばの話だが。
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 トランプ米大統領に対する審判が注目された米議会の中間選挙。上院は与党共和党が何とか過半数を維持したものの、下院では野党民主党が8年ぶりに過半数を奪還するねじれの結果となった。主要メディアの報道を読む限り、トランプ政権下で米政治・社会の分断・両極化は今後、ますます激化し、融和の精神とは程遠くなるという悲観的見方が大勢のようだ。「米国第一主義」のトランプ外交にもさらに拍車がかかり、混迷の度を深める危険性をますますはらんでいくとも。
 中間選挙終了直後のトランプ大統領の共同記者会見の模様をネットで見た。大統領の棘のある敵意に満ちた受け答えがなかなか面白かった。私の印象に残ったことを一つだけ記しておくと————。トランプ氏の態度に米大統領にあってしかるべきと思える度量・余裕が全くと言っていいほど、感じられなかった。まるで独善的でナルシストのヒステリックな高齢者の印象しか残らなかった。彼には21世紀の米国をそして世界をどう導いていきたいのか、そうした信条・理念が微塵もないように見えた。彼のことを買いかぶる必要はさらさらないとの思いをさらに強くした。
 以前にCNNだかで見たテレビの討論番組でアメリカの識者がトランプ氏は先の大統領選で自分が勝利するとは思ってもいなかったし、大統領に実際になりたいとも願ってもいなかったと語っていたが、私も今は実際そうであったかもしれないと思い始めている。共和党の大統領候補として終わればそれで十分彼の虚栄心(vainglory)を満足させ、その後は大統領候補だった「実績」に相応しい処遇を受ければ十分だったのではないか。だから、クリントン女史を破ってまさか大統領に当選するとまでは彼自身も考えていなかったのではと。そうだとしたら、彼が打ち出す外交方針が「常識外れ」であることに合点は行く。日本にとっては北朝鮮の核問題があるだけに由々しき事態ではあるのだが・・・。
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 中国語を学んでいて、日本語の語彙はかなりの部分、中国語から取り入れたのだろうなあとつくづく思うことがある。もちろん、明治維新以降はその逆の流れがあることも承知しているが。例えば「太意外了」という表現。字面を見れば、おおよその意味は推測がつく。「たいへん意外だ」という意味。音声はだいぶ異なる。敢えてカタカナ表記すれば、「タイ・イーワイ・ラ」となる。「意外」が「イーワイ」。似ていると思えば、思えなくもない。

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