- 2018-10-08 (Mon) 00:00
- 総合
早朝、うつらうつらしていたら、宮崎の郷里の妹から携帯に電話が入った。寝ぼけまなこで電話に出ると、台風がもたらした雨の影響かと思われるが、郷里の県道の路肩が崩落し、そこを車で通りかかっていた集落の人が行方不明になっているとの由。地元の銀鏡神社の宮司のN君だ。50幾つかのその人は私よりずっと年下で、親しくは知らないが、何度か言葉を交わしたことがある。なんでその人がそんな事故に巻き込まれなければいけないのかという思いが最初に頭に浮かんだ。過疎の田舎はますます寂しくなるばかりだ。
確か最近似たような思いをしたなあと思いつつ、このブログをスクロールしてみると、今年3月下旬に、同じ郷里出身の後輩のK君が自殺したということを書いている。彼も個人的には知らないが、彼の高齢の母親は知っており、50歳を超えているはずのK君がなぜ自死を選択したのかと気が滅入ったことを記している。それでK君の死を悼んで台所の隅に放っておいた焼酎の残りをコップで2杯あおったことも。
ならば、宮司のN君にも敬意を表して飲むしかない。コンビニで焼酎の200ml瓶を買ってきて厳かに頂いた。合掌!
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日本のプロ野球はいよいよ大詰めを迎えている。いるが、やはりアメリカの大リーグと比較すると、気の抜けたビールを飲まされているかのような気分に陥ってしまう。私は以前にもこのブログで書いている記憶があるので、今さら繰り返したくないのだが、あえてまたきちんと記しておきたい。大リーグでは数日前からナリーグ、アリーグともにプレーオフに入り、最終のワールドシリーズを目指す白熱の試合が繰り広げられている。今日はアリーグのチャンピオンを決める前前段階のプレーオフ第2戦でニューヨークヤンキースの田中将大投手が力投し、宿敵、ボストンレッドソックスとの対戦成績を1勝1敗の五分に戻した。
あの広大なアメリカを舞台にナリーグ、アリーグの総計30チームが年間162試合を戦い、同じ日にきれいにペナントレースを終了させる。翻って我が日本では最終盤に来ても残り試合に10試合以上の差があることもしばしば。だから優勝チームが確定してプレーオフが目前に迫っても消化試合がそちこちで行われる始末。これはプロ野球機構の「怠慢」だと思う。もし、プロ野球の人気を脅かすプロスポーツが誕生すればこのような体たらくは一掃されるのではないか。だが、現実にはまだ日本にはそのようなスポーツはない。サッカー人気はワールドカップの年には一気に燃え盛るが、それが終われば四年後までしぼんでしまう。またぼやき節になってしまった。そもそも、勝率5割にも満たない借金チームがなぜプレーオフに進出できるのか。そのチームがペナントレースを圧勝した優勝チームを破って日本シリーズに進出するような事態になれば、これは笑うしかない。嘲りの笑いだ。
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世はいよいよ神無月(10月)。NHKラジオ第二放送の語学講座も新しいクールに入った。私がこつこつと独学している中国語と韓国語の講座も新しいクールに入り、ありがたいことに以前の再放送が再び流されている(日本語としておかしい?)。
耳を傾けるのが2度目、3度目になれば、劣等生の私でもさすがに理解度が違う!
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