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頭の中も一新したい!

  • 2017-05-15 (Mon) 11:38
  • 総合

 中国語を学習していると、いや、これは韓国語であれ、英語であれ、どの外国語でも言えることだが、日本語の特徴に思いを馳せることにもなる。私が感じた最近のケースでは、主語って何?という素朴な疑問がある。
 ご承知のように、日本語は主語がなくとも文章が成立する。逆に主語が複数あると感じることもある。主語がない例では、例えば「寒い!」。これは「(私は)寒い」ということだ。前回書いた『中国の小学生はどう中国語を覚えるか』(李凌燕著)という本を読んでいて、次の文章に出くわした。「彼は試験の結果がよかった」。ふと思った。これを文法的に説明する場合、主語は何になるのだろうかと。「彼」だろうか「(試験の)結果」だろうか。ネットで調べてみると、この文章は「彼」は主題、「結果」は「主体」と呼ばれるものであるようだ。「主体」=「主語」ということなら、「(試験の)結果」が主語となる。
 参考までに、『中国の小学生・・・』で上記の文章は中国語では<他考试的结果很好。>と記されていた。門外漢の私が思うに、日本語の文章をそのまま順番通りに中国語に落としたような文章だ。動詞や時制のことなど一顧だにする必要がない。これはいい。英語で同様のことをやろうとすれば、 という「粗野な文」が頭に浮かぶ。少し手を入れ、少なくとも というような文章にすべきだろう。
 私が何を言いたいのかいうと、こういうことだ。中国語は文法的に日本語よりも英語に近いと感じることもあるが、上記のケースのように日本語に類似していると思うことも少なくない。それに漢字という共通の「土壌」を考慮すると、ある程度の壁をクリアすれば英語など比べるべくもない「近似性」を実感する日がやって来るのではないかと思い始めている。そういう日がやって来ることを心から願う。いつのことになるやら分からないが・・・。
                 ◇
 最近は段々足が遠のきつつあるものの、プールで泳いだり歩いたりする運動はまあ継続している。身に付けている水着、キャップ、ゴーグルもだいぶ古くなり、鏡に自分の身を映して見るのも恥ずかしい。それでこの際、三点セットを一新することにした。
 スポーツ用品店に出向くと、上記の三点セットが特売されていた。締めて3,999円。これは確かに特価だ。早速買い求めて、泳いでみた。いや、さすがにずっと泳ぎやすい。よく考えれば、これまでの水着は水泳には不向きのものだった。アイルランドを旅していた時、乗船したフェリーのサウナに入る際に買ったもので、どちらかというとジョギング用のパンツだった。キャップは今のジムで買ったものだが、ゴムが切れてしまい、泳いでいると抜けそうになることがしばしば。ゴーグルもゴムの付け根のところが朽ちかけていた。
 「装備一新」。これからは少し上手な泳ぎができそうだ。ただ一つ難点は新しいゴーグルには度が入っていないこと。度入りのゴーグルに慣れてしまった身には、泳いでいてなぜか不安な気持ちになる。不思議だけどそう感じる。
参考までに、水泳は中国語では游泳(yóuyǒng)、韓国語では수영(スヨン)。発音はいずれもとても似ている(ように私は感じる)。

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