- 2016-08-29 (Mon) 20:44
- 総合
週明け月曜の釜山はとても気持ちの良い天気だった。雨を覚悟していただけに嬉しい誤算だった。本日は知人に紹介して頂いたK氏にお世話になった。彼が住む釜山近郊の観光地、
実は最近、韓国語学習の意欲は少し陰りを見せ始めている。中国語の存在が大きくなりつつあるのだ。今回の旅に一冊だけ、新書版の本を持参したが、これが韓国関連ではなく、中国もの。『はじめての中国語』(相原茂著 講談社現代新書)。以前にざっと一読したことはあったのだが、今改めて精読している。中国語と日本語の類似、相違点が興味深く説明してあり、釜山まで持参してしまった。間もなく読み終わる予定だ。もちろん、この本を読破したところで中国語が分かるようになるわけではないが。
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K氏の案内で訪れた先の一つはBexcoと呼ばれる海雲台にある国際コンベンションセンター。ここで「九州フェア」と呼ばれる催しが開催中だった。さてさて何が展示してあるのだろうと興味津々で足を運んだ。ところが、写真を撮る気にさえならなかった。平日の月曜日だったことも関係しているのだろうか。来訪者は数えるほど。それぞれの県のブースが設けられていて、浴衣姿のアルバイトの韓国人若者が応対していたが、お粗末なパンフレットが目立つ程度。暗い会場はだだっ広いだけで華もなく、あれでは来場者がぜひ次の休暇は九州へと思いを募らせることなど望むべくもない。主催・共催団体もよく分からなかったが、あれで「九州フェア」とは・・・。
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K氏に会う前にふと思った。私の服装は大丈夫かと。私のこの時期の服装はジーンズにポロシャツ、それに長年愛用しているお気に入りのベスト。ベストをよく見れば、あちこちに綻びが見られ、耐用年数はとっくに過ぎているかの感あり。そう言えば、このベストはもうかれこれ20年は愛用している。それで釜山で新しいものを買うことにした。雑貨屋が軒を並べた国際市場の衣服店をのぞいた後、大通りに面した若者の姿が多いお店に入った。すぐにこれはいいというブルゾンが目に入ったので、試着して購入。
面白かったのはこの衣料品で相手をしてくれた女の子。片言の英語でのやりとりとなったが、人懐っこい笑顔でとても好感が持てた。私がブルゾンをはおりながら、「私いくつに見える?」と尋ねた。彼女は「フォーティ」と答えた。私が「シックスティツー」だと言うと、本当に驚いていた。悪い気はしない。アフリカでは30代でも通じた。
買い物ついでにもう一つ。釜山に到着する前から靴がどうも気になっていた。左の靴だ。足首の辺りが少し痛いのだ。改めて左靴の後部を点検すると、薄い金属板のようなものが外に出てきていて、これが足首に触れていたことが分かった。道理で痛いはずだ。靴も買い替えろというお告げかもしれない。それで靴も新しくした。ポロシャツも二つ、下着も二つ新しく購入した。私は今回は釜山にショッピングをしに来たのかもしれない。