- 2016-07-17 (Sun) 17:33
- 総合
開け放った窓辺で風鈴が涼やかな音色を響かせている。セミの声もかまびすしいが、慣れてくると、全然気にならないから不思議だ。今日は蒸し暑さをまだ感じない。こんな感じで夏が続けばいいのだが、蒸し暑さが本格化するのはこれからなのだろう。「蒸し暑い」は韓国語では
凡夫の身には日々の小さな発見がありがたい。最近よくのぞくようになった魚屋さんがあって、小さい店ゆえにちょっとしたことを尋ねたりしている。数日前にも鮭を買った際にレジの女性が「小麦粉で揚げると美味いですよ」みたいなことを言う。「恥ずかしながら、小麦粉ってまだ使ったことがないんですけど」「コンビニで売ってますよ。粉を振りかけて油で揚げるだけのことです。簡単ですよ」「どれぐらい火にかけるの?」「強火で裏表5分も揚げれば十分ですよ」「そう。じゃあ、やってみようかな」って感じの会話が続いた。
それでコンビニで小麦粉(薄力粉)を購入。魚の上から軽く振りかけ、フライパンで揚げてみた。なるほど。これまでとは一味違った焼き上がりとなった。醤油を垂らして食してみると、悪くない! これでまた一つレパートリーが増えた。
◇
全英オープン。英語だとBritish といった地名さえ不要で、The Openで広く通用するぐらい、英国人が誇りとする由緒あるゴルフの祭典だ。日本人プロも少なからず出場していたようだが、上位争いができた選手は皆無だった。野球の世界では大リーグでもそこそこ活躍できる選手がいるが、プロゴルフでは世界の壁は厚い。
松山英樹選手をずっと応援していたが、最近はどうも不調のようだ。全英オープンも予選落ちした。彼のプレーを見ていて残念に思うことがある。正直に書くと、彼をこれからも応援する気が失せつつある。それはドライバーやアイアンショットを放った直後にそれが良くないショットだったりすると、すぐに彼の仕草に出るのだ。落胆のメッセージが全身から発せられる。もちろん、他のプロもそういう場合は似たような行動に出るが、松山選手の場合はそれが極度に出ているような気がする。応援していてがっかりするのだ。プロなら見ているファンのことまで考えて見る気を失わせるような態度は慎んで欲しいと思う。
◇
スポーツついでにもう一つ。大リーグも相変わらずフォローしている。日本人選手の不調もあり、最近はあまり熱心ではなかったが、シアトルマリナーズの岩隈久志投手がここにきて孤軍奮闘の活躍を見せ始めている。目下のライバル、ヒューストンアストロズと対戦した17日(日本時間)の試合では7回を8奪三振、無失点に抑えた。リリーフ陣も頑張り、試合は1対0で勝利、岩隈投手は10勝目(6敗)を挙げた。試合後の共同会見でサーバイス監督が岩隈投手を称賛している。主戦のヘルナンデス投手が負傷離脱していることもあり、チームの大黒柱となっているのが岩隈投手。次の一言に彼への高い評価がよく表現されている。“He’s been our most consistent guy, very resilient, good competitor. He’s a veteran, a real pro, and we’re very fortunate we’ve got him.” 「真のプロ」だからこちらも時差を我慢して応援のしがいがあるというものだ。
- Newer: senseless killing
- Older: 洗脳と我会