- 2016-05-17 (Tue) 12:08
- 総合
今日は晴。気持ちの良さそうな天気だ。ジム(プール)が休みの日だから、後で散歩に出て、たまに行く喫茶店でものぞこう。そこでは朝日新聞が読める。ネットで気になるインタビュー記事を見かけた。紙面を読んでみたい。実際に面白ければ、コンビニで新聞を買おう。
昨夜は午後9時過ぎ、関東でも大きな地震があった。NHKテレビを見ていて、緊急地震速報に緊張した。また熊本地震の余震かと身構えたが、茨城県内を震源地とする最大震度5弱の地震だった。幸い、大きな被害は出なかったようだ。
午後11時過ぎ、NHKテレビでは気象庁の担当官の記者会見が流れていた。よく出る課長さんで今では顔と名前を覚えてしまった。地震津波を担当している方らしい。「元」という下の名前が当初気になった。「はじめ」?「もと」?。前職の元課長が出ていると勘違いした人もいたのでは。「げん」と読むことを今では知っている。画面下に視聴者のツイッターが流れる。私はこのツイッターなるものをどうやって操るのか全然分からないが、見ているとなかなか面白いものもある。昨夜思わず笑ったのは「課長さんのお顔はもういいから、(視聴者にも会見の)資料が見れるようにして欲しい」というツイッターが流れたこと。このような「愛」のある「突っ込み」には癒される。
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図書館から借りてきた本を今読んでいる。「通訳・翻訳」に関する本で、パラパラめくっていたら、次のような指摘があったので、じっくり読みたいと思ったのだ。
その言語の話される環境の中にドボンと落とせばその言語を母語としてマスターする——これができるのは、幼児のころ、6歳までのことだとされます。その頃まで日本にいれば、いわば日本語の脳ができてしまっているのです。これ以降になったら、ただただ英語を聴かせるだけではそれをきちっと理解し、話せるようにはならない————と考えるべきではないでしょうか。
これは外国語学習における「臨界期」(critical period)と呼ばれる考え方で、私が以前に読んだ本では「言語習得における臨界期は、思春期の始まる頃、つまり12歳前後だろうと言われている。この時期を過ぎると、母語話者のレベルにまで言語能力を到達させるのはかなり難しくなる」という趣旨のことが説かれていた。今読んでいる本によると、英語に特有の「l」と「r」とか「s」と「th」の区別などは小学校に入る頃までに体得しないと無理だということになる。
それはそれとして、この本は誤字・誤植が多いので少し驚いている。私自身も「物書き」の端くれで、これまで何冊かの本を書いており、目を皿のようにしてゲラを読んでも、出版後に読者から初歩的な間違いを指摘され、愕然とすることが多い。最近では、「すっくと立つ」という表現が「すくっと立つ」となっているという指摘を受けた。正直、私はこれまでずっと「すくっと立つ」でいいと思っていた。不明を恥じるばかり。
今読んでいる本の誤字・誤植をざっと付記すると————。「喪心からお礼を申し上げます」「習金平」「Hilary Clinton」「もつとも美しかったのは」・・・。この本は昨夏に出たばかりの近著なので、版を重ねることになれば、きっと校正されていることだろう。
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