- 2025-03-14 (Fri) 09:51
- 総合
平成6年度が終わろうとしている。英語で表現するなら、The fiscal year 2024 will be ending soon. とでもなるのだろう。非常勤講師職も年度末で契約終了となる。平成7年度はどうなるのか。働いて何らかの現金収入を手にしないことには天涯孤独の身はいずれ行き詰まる。はてさてどうなることやら。(とここまで打って=書いて、今は令和6年度であることを思い出した!)
ということはさておき、学校が春休みに入ったこともあり、私はあす土曜から久しぶりに海外の旅に出る予定。行く先は悩んだ末にお隣の韓国。まず釜山に飛ぶ。釜山はいつ以来だろう。このブログをスクロールすれば分かることだが、久しぶりすぎて記憶がない。定宿にしていたホテルがあったが、もうあの頃のレートでは泊まれないだろうなあ。一応尋ねてみるか。という次第で今回も行き当たりばったりの旅だ。期間は2週間。釜山から時計回りに北上してみたい。韓国は釜山とソウル以外は知らないから、日本人の普通の観光ではあまり接することのないようなところに足を運べないものか。
とはいえ、先週末に風邪をひき、まだ少しぼおっとしている。万全の体調とは言えない。要するに何の準備もしていない。ネットで航空券を予約したこと以外には。土曜の朝早く目覚めてキャリーバッグに着替えと洗面用具などを詰め、福岡空港に向かうだけだ。あ、そうだ。金曜日にある程度の現金は銀行口座から下ろして出立しよう。安上がりの旅にしたいが、もう若くはないので、これまでのように安いラブホテルを定宿にした旅はしたくはない。多少高くともきちんとしたホテルに泊まって疲れを癒やしたい。日本のように温泉やサウナ付きで手頃な宿賃のホテルが見つかればいいのだが。
韓国行きを決めたら、何か韓国絡みの小説でも読んでおきたい。そう思って書店で何冊か買い求め、読み始めた。『82年生まれ、キム・ジヨン』(チョ・ナムジュ著、斎藤真理子訳)。『私のおばあちゃんへ』(ユン・ソンヒほか、橋本智保訳)。祖母と母親、孫娘らの濃厚な家族関係に息詰まる感覚に浸りながら読んだ。
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私が韓国の旅に浸かっている時に日本では大リーグとプロ野球のエキシビションゲームが行われる。週明けにはドジャースとカブスの開幕シリーズが行われる。あの大谷翔平選手や山本由伸選手、今永昇太選手が登場する。日本にいれば、確実にテレビの前に釘付けになるだろう。見たくないわけがない。だがしかし、貴重なお金と時間を費やして韓国を旅しているわけだから、趣味の域のことに現を抜かすわけにはいかない。心を鬼にして韓国を散策しよう(少々大げさではあるなあ)。
実は興味のあることは少なからずある。Mリーグと呼ばれるプロ雀士たちの競技麻雀も最終盤の佳境に入りつつあるし、大相撲も新横綱の豊昇龍が横綱に昇進した注目の春場所でどれだけの成績を残すか気になるところだ。私は決して彼のファンではないが、彼と対峙する日本人力士が誰になるのか興味はある。その他、馬券は買わないが、レースだけはフォローしている中央競馬もある。NHKラジオの語学番組も仕上げの講座が聴けないのは残念。愚禿凡夫の身には煩悩の種は尽きない。
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