- 2025-01-14 (Tue) 21:46
- 総合
冬休みが明けたと思っていたら、また祝日やら学校行事やらで休みが続いた。非常勤講師の身としては痛し痒しだ。時間がたっぷりあるからといって、生産的な時間を過ごせるかというと全然そうではない。もっとも私の年齢に達したなら、一日が無事に過ぎていけばそれで良しとすべきかもしれない。それは分かっているが、そうならないのはまだ自分には可能性が残されていると考えているからだろう。
台所に立つ。せめて自分が食べるものぐらいは自分でこさえたい。苦手なものがある。油料理だ。油をどう処理したらいいのかよく分からないので、天ぷらや粉ものは作ったことがない。本当は作りたいのだ。そう思っているから小麦粉や片栗粉を思いつくたびに買い求め、使用期限切れになったのに気づき、ゴミとして処分する。何度こういうことを繰り返していることか。我ながら情けない!
就寝時によく眺めるスマホのYouTube画面。最近の定番は私のような独り者でも簡単に作れる料理もの。2,3分でできる超簡単なものから10分程度のものまでさまざま。もちろん、私にとっては簡単なものほど好ましい(the simpler the better)。先夜は板かまぼこを適当に切って、片栗粉をまぶして油で揚げれば、酒(焼酎)の肴に最適とか説いているYouTubeに出くわした。お、これならこの俺でもできそうと思い、三度ぐらい見返して作り方を頭に叩き込んだ(つもりだった)。
翌日台所に立った。もはや記憶があやふや。どこでどう手順を間違えたのか、気がつくとフライパンの中で片栗粉がぐしゃぐしゃ、これはだまになっていると表現するのだろうか。とにかく、目指した美味いかまぼこを揚げることはできなかった。これなら、普通に切り分け、わさび醤油で食していた方がはるかに良かった!
こうした料理音痴は小さい時に台所に立つことが皆無だったからだろう。もっとお袋や姉さんたちに基本的な事柄を教わっていたら良かった。今となっては手遅れだが、悔やまれる。まあ、これから少しずつ上達していこう。食通を目指しているわけではないのだから、何とかなるだろう。食通と言えば、最近聴いたNHKラジオの英語講座の一つで「私はグルメというほどではありませんが、外食するのは好きです」という例文が紹介されていた。 “I’m not much of a foodie. But I like to eat out.” 私もそうだ。
私の耳には「グルメ」の訳語が「フーディ」と聞こえたので、foody という語があるのだろうと推察した。改めて辞書で調べると、foodie という語であることを知った。なるほど。「グルメ」「食通」という意味合いらしい。これから積極的に使っていこう。
さあ、また明日から仕事が再開する。仕事の前夜は原則、酒(焼酎)を絶つが、今宵はちょっとだけ頂こう。肴は鹿児島・南大隅町のTさんから頂いた食材の一つ、冷凍餃子。冷凍餃子はこれまでも問題なく処理していたが、なぜか、餃子がフライパンにこびりつき、失敗作となった!
食べることに関してもう一言付記すると、去年から近くにいいレストランがあることが分かった。比較的有名なお店で気になる存在だったのだが、敷居が高そうで足を踏み入れたことはなかった。今は週1のペースでのぞいているが、本当に美味だ!
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