- 2024-11-17 (Sun) 23:14
- 総合
「ジェットストリーム 遠い地平線が消えて 深々とした夜の闇に 心を休める時 遙か雲海の上を 音もなく流れ去る気流が・・・」という語りで始まるラジオの音楽番組。高校生の頃だった。親元を離れた寂しい下宿生活を潤してくれた。正確な時間帯はよく覚えていないが、放課後は器械体操部で練習に汗を流していたので、おそらく深夜帯だったのだろう。ナレーションは声優の城達也氏(1931-1995)が担当。その滑舌のいい大人の語りに聞き惚れた。
最近パソコンを立ち上げ、YouTubeをクリックすると、なぜかこの音楽番組が流れてくるようになった。城氏の当時のナレーションも聴くことができる。彼の落ち着いた語りを耳にするたびに瞬間、思いは遠くあの頃にとぶ。10代のあの頃に戻りたいとは思わないが、もし戻れたら、その頃の自分の耳元にささやきたい。「私は50数年後のお前だ。ちょっと話がある。お前さんのためになる忠告だから真剣に聞いて欲しい」。きっとその頃の私はびっくり仰天し、下宿の部屋を飛び出していたことだろう。霊か魔物に取り付かれたと。思えば下宿の部屋の窓からは墓地が見えていた、いや墓地しか見えない部屋だった。
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大リーグもプロ野球も終了し、時間を取られることが少なくなっていいと思っていたら、また野球をテレビで中継している。大会の趣旨はよく分からないが、日本代表がアメリカや韓国、台湾、キューバなどの国々と世界1をかけて戦っているようだ。根っからの野球好きゆえ、やはり横目で見てしまう。
金曜夜は日本対韓国、土曜夜は日本対台湾、そして日曜夜は日本対キューバ。韓国戦と台湾戦は快勝だったが、キューバ戦は終盤に同点に追いつかれ、一時は敗戦も危惧されるような試合展開となった。幸い8回裏の攻撃で再びリードを奪い、決勝のスーパーラウンド進出を決めることができた。日本はいつの間にか、世界に冠たる野球大国になったようだ。大谷翔平君の活躍は今さら論じる必要もないほど。来季にはプロ野球から大リーグに移籍する有力な選手もいるようだ。ますます四六時中、野球漬けの日々となるかもしれない。楽しくはあるが、どこかで「線引き」が必要になるか。
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スマホに日々飛び込んで来る英語表現のミニ講座。気になる表現だったりすると、クリックして読むというか、読まされている。新たな気づきとなり、有り難く思うこともままある。
先日は「コーヒーがあればいいなあ(と思う)」とか「(ここらで)休憩したいなあ(と感じている)」といった願望を英語ではどう表現するのかということを説いていた。クリックして読むと、確か “I could use a coffee.” や “I could use a break.” などという文章が紹介されていた。押さえておくべきことは could と仮定法の助動詞を使い、動詞はすべて use にする点。なるほど、そう言われれば合点は行くが、これまで I could use … という定番の表現があることまでは私は知らなかった。
英語を若い人たちに教えていてこう書くのも気がひけるが、今も日々新しいことを学んでいる。ぼける暇がない。いや、確実にぼけていっているのかもしれないが・・・。
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