- 2024-11-10 (Sun) 12:30
- 総合
米大統領選。(私にとっては)まさかの結末となった。トランプ氏が大統領に返り咲くことになるとは! ハリス氏が勝利するものと予想(期待)していただけに衝撃的な結末。ハリス氏が勝利していたら、晴れ晴れとした気持ちで何か綴っていただろうが、さすがにブログをアップする気にはなれず。しかし、このブログは私にとって備忘録であるからには、そろそろ何か書いておかないと数年後に振り返った時に「当時の思考記憶」がなくなってしまう。
トランプ氏の返り咲きもショックだったが、そのほかにもブログをアップする気になれない理由があった。数日前から全身に異常なほどの蕁麻疹が出ているからだ。痒くて寝れない日が何日か続いた。皮膚科医院に行き、診てもらったが、飲み薬を二週間分ほど頂いただけだった。その程度の治療で治るのかなとも思ったが、専門医の見立てだから仕方ない。それで薬を飲み始めた。最悪の状況は脱したように感じるが、蕁麻疹はまだひいていないし、全身をまさぐるとそこかしこが痒くなる。昨夜もなかなか寝付けず、うつらうつらしているうちに明け方を迎えた。これでは仕事にも影響する。
いや早速仕事にも影響が出ている。金曜夜にはオンラインで英語小説を読む教室を月2回程度開いているが、蕁麻疹に苦しんでいた金曜夜はスカイプの調子が悪く、受講生とのやり取りに手間取ったこともあり、急遽取りやめさせてもらった。体調が普通だったら、辛抱強く回線の復旧に取り組んでいただろうが、体調不良に疲労、睡眠不足もあり、情けないが音を上げてしまった。
そういう次第で私は今、ちょっとピンチにある。現在日曜の朝。蕁麻疹には身体を温める入浴は厳禁とのことなので、さっとシャワーを浴びて心持ちはすっきりした。このままいけばいいのだが、ほどなくまた痒みが襲ってくる。まだ完治していない背中の帯状疱疹は痒みがたまらないという病ではない。どこかでつながっているのかもしれないが、素人には分からない。とにかく頂いた薬の効果を信じるしかない。なぜ蕁麻疹が出たかということもよく分からない。どこか飲み屋で何か当たりそうなものを食べたのかとなると、一つ心当たりがあるのだが、推測の域を出ないのでここに書くのははばかられる。
話題が横道に逸れたが、米大統領選のことは何か心に去来したことを書いておきたい。メディアで伝えられていることを二三書くと、ハリス陣営(民主党)が期待していた女性票が伸び悩んだことが敗因の一つとか。また、低学歴層やアラブ系の票もトランプ陣営(共和党)に流れたとか。投票直前に米国の旅から帰国したばかりの大学時代の先輩が拙宅に来てくれた。蕁麻疹に悩まされる前だったので焼酎を飲み交わしながら、大統領選のことも話題にした。「どちらが勝ちますかね」と問うた私に、先輩は「トランプだね」と即答した。先輩は米国情勢に詳しく豊富な滞在経験があり、友人も多い。そうした友人たちと話していると、移民対策や暮らしの不安などに民主党政権は無力であり、共和党のトランプ政権に期待したいとのムードを強く感じたとか。
日本から眺めていると、独裁政権好みで民主的価値観をないがしろにし、傲岸不遜を地で行くトランプ氏のどこがいいのかと毒づきたくなるが、現実はそういうことらしい。アメリカという国、アメリカ国民に期待するのはもうやめにしよう!
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