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天の配剤?まさか!

  • 2024-07-19 (Fri) 19:28
  • 総合

 今朝の新聞に子供たちの夏休みに関する気になるニュースが載っていた。福岡県古賀市の小中学校では夏休みが周辺の自治体と比べて短さが際立っているとか。9年前は39日間あった夏休みが今夏は25日間。教員の働き方改革を目指し、日々の授業時間を減らしていった結果削られた時間数を補うため、夏冬の休みが短縮された。一人親の家庭にとっては手間暇のかかる夏休みが短くなったことで大いに助かっているとか。なるほど、そういう家庭では親や子供たちにとっても恵みになっているのか。しかし、また誰からも束縛されない長期の休みを気ままに過ごすことも大切ではないか。複雑な心境になる。
 とにもかくにも私には待望の夏休み到来。非常勤講師の身ではこの間、講師報酬が枯渇するわけだから、手放しで喜んでもおられない。とはいえ、気兼ねすることなく、小用の旅に出かけたり、自宅で時間を過ごすことができるわけだから、有り難くないわけがない。
 そういう次第で、故郷の宮崎に戻り、病院で伏せっている近しい幼馴染みを見舞いたいと思っていたが、彼の奥さんから宮崎では今コロナが再び猛威を振るいつつあり、直近の家族でない限り、お見舞いはご遠慮願いたいとの要請が病院から届いたとのこと。あえなく断念せざるを得なくなった。残念。彼の回復をまだしばらくは毎朝、神棚に祈り続けるしかない。日曜からそれでも宮崎に戻る。目的は日南・油津にある帯状疱疹の専門医を訪ねること。新聞でこのお医者さんのことを知り、訪ねたいとずっと思っていた。油津には足を運んだことがない。同じ宮崎県でも県南地域のことは知らないから楽しみではある。帯状疱疹は激しい痛みこそないが、まだ完治していないことは分かる。このままときを過ごしていけばいつか完治しているのだろうか。そこが知りたい。
 帰福の途中では別府の温泉地にも足を向けたいと思っている。今秋に私を訪ねて来る韓国の友人夫妻を別府の温泉で歓待したいと考えている。暇な時間があるうちにちょっと下調べでもしておきたい。
                  ◇
 米大統領選。政権奪還を目指す共和党のトランプ氏陣営にとっては追い風が吹いているようだ。再選を目指すバイデン民主党政権にとっては当の大統領がコロナに感染し、まさに泣きっ面に蜂の展開となっている。このまま推移すると、民主党はバイデン氏に選挙戦からの撤退を求め、新たな候補者を樹立することになりそう。あのトランプ氏のphonyさに我慢がならない身としては、ぜひ、彼を打ち負かす力強い候補者を担ぎ出して欲しいと願わざるをえないが、土壇場での候補者の差し替えは有権者にどう映るのだろうか?
 トランプ氏は金曜日(日本時間)の共和党の党大会で大統領候補として正式指名を受け、指名受諾の演説を行った。国民の融和と団結を訴えた比較的穏やかな演説となったようだ。私は独善的なスピーチに耳を傾けたくなかったので、ダイジェスト版さえ聴いていない。CNNによると、“I am not supposed to be here tonight. I stand before you in this arena only by the grace of almighty God. Many people say it was a providential moment.” と語ったようだ。致命的な銃撃を免れたことを「天の配剤」(a providential moment)と表現している。天上の神様は「私は何も関知していないぞ」と憤慨されているのではないだろうか。

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