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再び太陽光について

  • 2024-07-04 (Thu) 16:42
  • 総合

 購読している読売新聞を毎朝読んでいるが、以前に比べ、読んでいる時間は格段に少なくなった。まず、なぜか国際面をじっくり読むことが減った。理由は分かっているが、かつての「職場」だ。ここでその理由を書くことは控えたい。読むことが増えたのは生活・暮らし面の記事。特に健康に関する話題は興味深く読んでいる。今週の紙面では「人生100年の歩き方」と題した著名人の健康法の紹介のコラムが光っていた。天野恵子さんという81歳の現役内科医が同年代の作家のインタビューに答える形で自分自身の健康法を語り、私には多いに参考になった。中高年の読者にはそうだっただろうと思う。
 以下に要点を付記しておきたい。
 天野 「就寝は午後9時、起床は午前4時半。目覚めると太陽の日差しを浴び、コップ1杯の白湯を飲む。1日2回、朝晩の入浴も日課」
 天野 「歳を取ると筋肉が落ちる。だから一年中、肉や魚、豆腐や野菜を摂取するようにしている。鍋物が最適。調味料は使わず、野菜を活用している」
 天野「筋肉を増やすため、75歳から筋トレを開始。筋肉は何歳からでも増やすことができるし、リフレッシュにもなる」
 天野 「80代になると記憶力の衰えも感じるようになる。手帳やカレンダーなどに日々の予定を記入し、メモ用紙にやるべきことをリストアップ。済んだ用事は消していく」
                  ◇
 天野さんのような「早寝早起き」はまだ今の自分にはできない。なるべく近づけるように努力したいとは思う。「目覚めると太陽の日差し」というくだりを読んで、今、オンライン英語教室で受講生と読んでいるカズオ・イシグロの小説 “Klara and the Sun” を思い出した。 作中に登場するヒロインのクララはArtificial Friend(AF)と呼ばれるAIを駆使した近未来の人間型ロボット。クララたちの唯一無二の滋養源は太陽光。我々も日々、太陽光を身体内に摂取することを真剣に考えるべきかもしれない・・・。
 とここまで書いて、この数日は猛暑のような暑さに参っている。週初めは雨に祟られた。私の職場の一つの中学校近くが局地的な豪雨に見舞われ、月曜、火曜と相次いで休校措置が取られた。私が住む東区はそう大雨が降った印象はないが、JRの電車も途中で足止めとなり、通勤ができなかった。
 授業が再スタートとなった水曜以降は日差しが戻ったが、今度は暑い、暑すぎる。まだ7月になったばかりというのにうだるような暑さだ。NHKテレビだったか、医療の専門家が就寝時もクーラーをつけっぱなしにして寝ることを勧めていたような。就寝時も油断すると熱中症になる恐れがあるとか。私はさすがにクーラーをつけっぱなしにして寝るのははばかられる。それでここ数日は扇風機をベッドの足元に置き、3時間で切れるタイマーで寝ているが、明け方に暑くて目覚めているようだ。これなら、クーラーをつけっぱなしにしておけば良かったとも思うが、果たしてそれが本当に身体にいいのかよく分からない。
 本格的な熱帯夜が続くのはこれから。どうやって寝苦しい日々を克服していこう。帯状疱疹にかてて加えての悩みだ。

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