- 2023-10-01 (Sun) 14:30
- 総合
残暑は残っているが、9月はあっという間に過ぎ去った。そして今日から10月。ついこの間、新年を迎えたような気がするのに。思えば、今年の私は不可解な帯状疱疹で幕を開け、今に至るまでずっと悩まされてきている。最近はずいぶん楽にはなったが、安心はできないか。数日前に2か月ぶりにペインクリニックを訪れ、医師に相談したが、完治には長い時間がかかるとのことだった。まあ、明け方に背中が重苦しく感じること以外は日常生活に支障はないので、気長に養生しろということだろうか。
私にとって2023年は「失われた1年」とでも呼びたい心境だが、そう悲観することもないのかなと最近は考え始めている。日本人の高齢者には帯状疱疹は避けて通れない病のようだし、私はまだ体力のある今の年齢で罹ったのは神様の差配と受けとめることもできようか。中学校での英語の非常勤講師の仕事も楽しく継続できているし、これで文句を言ったら罰が当たりそう。
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中国語、韓国語の初級レベルのNHKラジオ講座は9月でワンクールが終わり、10月から新しい講座に衣替えする。4月からの講座を再放送するケースもあるが、金曜日の講座ではリスナーからの質問に答える新機軸が設けられるなど工夫がこらされてもいる。
初級レベルを何年も聴き続けても実践的な語学力はつかないのではないかと思うこともあるが、語彙にしろ、文法にしろ、日々得るところはある。理想を言えば、韓国語を本格的に学習するため、いつぞや台湾の大学に一か月短期留学したように、ソウルか釜山に同様の語学研修に行きたいと考えているが、すべては帯状疱疹の完治を待ちたい。
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先に書いた通り、大谷翔平君が負傷欠場したことで大リーグを熱心にフォローする必要がなくなり、生活に「余裕」が出ている。テレビやパソコンで翔平君の一挙手一投足を見守るのは結構時間を取られる。一喜一憂することがなくなったのも精神的には有り難い。
大リーグのホームページなどでは翔平君が来シーズン、エンゼルスを出て、どのチームに移籍するのかといった憶測の記事を数多く目にする。かなり高額のマネーが動くようだ。大リーグのメッカは東海岸だろうが、エンゼルスのユニフォームに馴染んだ私は引き続き日本に近い西海岸に留まって活躍してもらいたいような気もする。ただし、あの無能に見えるネビン監督は更迭してもらいたいと、これも先のブログで書いた。
と思っていたら、大リーグのホームページに “Nevin gets stamp of approval from his players” という記事が掲載されていた。どうやらエンゼルスの中心選手たちはネビン監督の指揮に問題はないと考え、なおかつ慕っているらしく、来シーズンも指揮を執って欲しいと願っているとか。チームの不振を受け、彼が前任から監督を引き継いだのは昨年6月。残る期間は46勝60敗で終え、今シーズンは30日現在、72勝89敗と大きく負け越している。それでも監督交代を求める声が起きないとは!ネビン監督には人望があるということか。選手の一人は “He’s very personable.”(彼は非常に人柄が良い)と語っていた。ネビン監督は普段から翔平君をほめちぎっているが、翔平君はどう思っているのだろう。