- 2022-04-20 (Wed) 21:52
- 総合
クリスチャンの端くれとして毎朝、ウクライナの人々のために祈り続けている。崇敬している「子羊の群れキリスト教会」のP牧師は我々がいよいよ「終わりの時」を生きていると告げている。それが本当に意味するものを私は理解しているのかはともかく、ウクライナで起きていることにはかつてないほど心が乱されている。私たちが慣れ親しんできた人類文明はもはや過去の「遺物」となってしまうのかとさえ危ぶまれる。
そうでないことを心から願う。来年の今頃、このブログを振り返って、嗚呼、昨年のこの時期はこんなことを考えて過ごしていたのかなどと懐かしく思い出すことになっていればいいのだがと心から願う。神様に日々感謝し、ご加護を祈るしかない。
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惰性で聴いているNHKラジオの中国語講座で趣味が話題に上っていた。中国語では「趣味」は「爱好」ということは承知していた。漢字の字面の意味合いから何となく理解できる。韓国語では「최미」ということも。中国語では「趣味」という語はないのかなと思い、辞書を引いてみると「趣味」という語句もあった。ただ、英語の hobby という意味合いでは使わないようだ。「趣味のいいネクタイ」という意味合いの「趣味」であるとか。発音も「チューウェイ」であり、だいぶ印象が異なる。それでもこの「センス」という意味合いでは日中両語で同じ漢字語が使えるとは感動的に思える。
英語では最近は初対面の場などで “What is your hobby?” などとはあまり尋ねないようだ。ぶしつけに聞こえるのだろう。さりげなく “When you have time, what do you do?” とでも聞くのがいいと聞いたような気がする。日本だけでなく中国や韓国では「爱好」や「최미」と真正面から尋ねても問題なさそうに思えるのはなぜだろうか?
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最近時々のぞく喫茶店のような食堂。いつも食べるのは決まっている。「カオマンガイ」という料理。タイの料理だろうか。よく分からない。低温調理した柔らかい鶏のもも肉に鶏出汁で炊いたジャスミンライスが風味豊かな味わい。850円。毎日でも食べられる美味さだ。
普段は無骨な自炊の食事で空腹を満たしているから、ときにはこういう美味なランチを味わうと喜びが一層増す。
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月曜日の朝日新聞朝刊の紙面。AbemaTVで無料放送されている麻雀プロのリーグ戦の全面広告が賑々しく載っていた。朝日新聞も後援している麻雀のリーグ戦だ。一昔前にはこのような広告が朝日新聞に掲載されるとは思いもしなかった。私は麻雀が好きだが、一人ではできない娯楽だから、もう何年も牌に触っていない。麻雀の勝ち負けは雀士の技量だけでなく、運不運がかなりの重要な要素を占める。麻雀にプロという存在が果たしてあり得るのかという根源的な疑念を私は捨てきれない。
とはいえ、眺めていても面白いのが麻雀。趣味はと聞かれて麻雀(観戦)と胸を張って言える時代か。ただし、競馬同様、麻雀はギャンブルでもあり、油断しているとそこに思わぬ「落とし穴」が待ち構えていることを忘れてはならないだろう。
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