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英語でさるく 那須省一のブログ
秋は短しか?
- 2024-10-06 (Sun)
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――10月に入っても猛暑は続いている印象だ。私はまだクーラーにおさらばできない。夜もクーラーをつけっぱなしで寝ている。信じ難い――と書いたばかりなのに、急に涼やかというか冷え込んできた。まだタオルケット一枚で寝ているが、なんだか厚手の毛布が欲しくなってきた。四季の中で秋ほど爽やかな季節はないと思っているが、この調子ではあっという間に秋は駆け抜けていきそうだ。台風や大地震を免れるのであれば、短い秋でも我慢するが、どうもそうではなさそうだし、ついぼやきたくもなる。
10月はちょっとだけ忙しくなりそうな感じだったが、その一つの要素が消滅した。今月末に社会人生活(新聞記者)をスタートさせた東京・八王子支局の懐かしいOB会が催される運びだったが、石破首相が総選挙に踏み切った投開票日の直前であるため、延期とあいなった。東京へはもう何年も足を運んでいない。福岡と宮崎を行き来するだけで、時折関西方面に遠出できればそれで十分満足している身ゆえ、かつての同僚先輩後輩諸氏とはずいぶん会っていない。ほとんどのOBは東京周辺に住んでおり、九州の地で隠遁に近い日々を送っているのは私ぐらいだろう。
もう一つの非日常の要素は確実にほどなくやって来る。韓国・ソウルから長年の知己というか友人のジンさん夫妻が私を訪ねて来福する。もちろん歓待することにしているが、娘さんと彼女の1歳の赤ん坊も同行しての訪問だ。5泊6日の旅の期間に福岡から宮崎、別府をレンタカーで訪ねる密度の濃さ。私も宮崎から別府まで同行するが、果たして・・・。珍道中となりそうだが、精一杯日々独学している韓国語のブラッシュアップ(brush-up)に励みたい。まあ私の語彙力ではすぐに英語に頼ることになるのだろうが。
◇
プロ野球は緊張感のないシーズンオフとなった観があるが、ワイルドカード争いが決着した大リーグはいよいよプレーオフの第一陣に突入した。トーナメント形式に例えれば準々決勝となる舞台だ。5戦で先に3勝すれば準決勝に進み、それぞれのリーグの覇者を目指す。大谷翔平君のドジャースがまず対戦するのはナリーグの同じ地区でしのぎを削るパドレス。ロサンゼルスと同様カリフォルニア州にある球団。2011年にアメリカを旅した時に球団のあるサンディエゴも訪れたが、ロスに負けず劣らず好印象を抱いた。
サンディエゴのパドレスファンたちはドジャース何するものぞと燃えていることだろう。さて注目の初戦。今やエース格の山本由伸投手がピリッとせず相手の中心打者にホームランを献上するなど3回5失点で降板。劣勢のドジャースは2回に翔平君が3点ホームランを放ち、一旦は同点に追いついた。見事なホームランだった。翔平君はその後もポテンヒットを打ち、逆転劇に大いに貢献した。本日は日曜のため心ゆくまでテレビ観戦ができたが、明日からはこうはいかない。残念だが、浮かれてばかりもいられない。
ところでナリーグとアリーグの覇者が激突する頂上決戦、ワールドシリーズは最終戦までもつれ込めば第7戦は月が変わった11月2日となる。そこまで付き合わされるのか? 勘弁して欲しい!(いやなに、翔平君のいるドジャースが敗退すれば、それ以降はもう見ることはないが)
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まだ寝苦しい!
- 2024-10-01 (Tue)
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10月に入っても猛暑は続いている印象だ。私はまだクーラーにおさらばできない。夜もクーラーをつけっぱなしで寝ている。信じ難い。地球に優しい生活なんてものではない。でも、西日がこもった寝室は夜になっても蒸して、扇風機の風だけではとても寝れたものではない。早くこんな甘えた生活とは決別したいのだが、睡眠不足だけは避けたいから致し方ないか。
◇
大リーグ。大谷翔平君の活躍の第一幕は幕を閉じた。ドジャースに移籍したナリーグでホームラン王と打点王の二冠。打率は2位となり、三冠王とまではならなかったが、見事な成績と言えるだろう。ホームラン王についてはアリーグのエンゼルス時代に続き2年連続の偉業だ。
これで2024年シーズンの第一幕は終了した。今週末からはドジャースは第二幕のプレーオフを迎える。ナリーグの地区優勝を飾れば、その後にナリーグの覇者をかけた第三幕が控えている。ナリーグを制すると、次には最後の戦い、アリーグの覇者とワールドシリーズで雌雄を決する戦いが待っている。どこかの国のプロ野球と比べ、頂点を目指す戦いの何と厳しいことか。
◇
書店で文庫本の棚を眺めていて、一冊の本に目が行った。風変わりというか面白いタイトルだ。『むらさきのスカートの女』(今村夏子著)。短篇のようだ。買い求めて読んでみた。途中で不思議な感覚に襲われた。あれ、これ、私は以前に読んだことがあるのではないかいな。登場人物といい、筋といい、なんだか「既視感」がある。結末は? 結末は覚えていない。とにかく読み進めてみる。
読み終わって、嗚呼、確かに読んだような気はする。不思議だ。はてさてどこで読んだのだろう。本棚を漁ってもこの本はないような気がする。文芸雑誌で読んだのだろうか。可能性がないことはないが、うーん分からない。私が今回購入した文庫本には英語翻訳者の言葉が末尾に添えられていた。比較的最近の作品だが、既に英語にも翻訳されているということか。素晴らしい!
この作品はおそらく二十代半ばか三十代の女性が同じ世代の女性に対して並々ならぬ興味を抱き、何とかお友達になりたいと画策する物語。興味を抱かれる女性はどう見ても尋常ならざる雰囲気だ。どちらかというと、通常、お近づきになるのを敬遠したくなるような女性かもしれない。読み進めていくうちに読者の私は気づく。語り手の女性(黄色いカーディガンの女)もかなり特異性のある人物のようだ。
語り手の心理描写が物語の根幹を成すこの作品は英訳だとどういう雰囲気の作品となっているのだろうか。それでふと思った。短篇だし、英訳本を入手して原作と読み比べるのも一興かもしれない。ネットで検索すると、英訳本は二三週間でゲットできるようだ。書店で買い求めた文庫本は682円だったが、英訳本はネットで送料込みで2,528円。少し待てばその本がアパートの郵便受けに送られて来るのだから、悪くない。
日英の作品を読み比べた印象を後日、ここで記すことができればと思う。
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remigration の愚考!
- 2024-09-22 (Sun)
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大相撲の話題をあまり書くことはないが、つかず離れず、フォローはしている。しかしNHKテレビの生放送を見ることは少なくなった。応援したくなる力士が少なくなったからでもあるが、親方衆の解説がつまらないことも一因だ。正直言って、サプリメント食品のCMで稼いでいる力士OBの解説は退屈だ。
そうした中、楽しみにしていたのは、現役時代は好きではなかったが、解説者となってテレビに登場するようになってからはその歯に衣着せぬ解説を面白く聞いていた北の富士親方。彼が体調不良でNHKテレビから姿を消して以来、ますます大相撲が遠くなっている。
終了したばかりの9月場所。関脇大の里が13勝2敗で二度目の優勝を飾った。圧倒的な強さを発揮したと形容できるだろう。これで新大関昇進を手中にした。待望久しい本格的大関の誕生。幾多の大関が横綱に昇進することなく消えていったが、大の里はほぼ間違いなく横綱、それも大横綱になれる可能性を秘めていると思う。実現すれば、国籍のことはあまりこだわりたくないが、久々の日本人力士の横綱となる。
◇
ノートパソコンでYouTubeを楽しむようになってから、欧米のメディアのホームページをスクロールして気になる見出しの記事を漁ることは少なくなった。YouTubeに興味深い記事は目白押しだし、そうしたものをフォローしているだけで日が暮れる。報道以外の分野のものも多く、単に笑いが欲しくてチェックしているものもある。ここで紹介するのははばかられるものも少なくない。
久しぶりに HuffPost と呼ばれるアメリカのオンラインメディアにアクセスしてみた。間近に迫った米大統領選にまつわる記事が多い。そんな中、次の見出しに引かれた。
“Trump’s Alarming Use Of A Word With A Deep Fascist History” 袖見出しのような次の文章が続いていた。Most people didn’t notice when the former president used the term in a Truth Social post. But white nationalists did.
トランプ氏はファシスト(極右)の歴史と深い関わりのあるどのような語を使ったというのだろうか。気になって本文を読み進めると、その肝心の語は remigration であることが分かった。初めて目にする語だ。私の辞書には掲載されていなかったが、意味合いは容易に類推できる。migration(移住)にagainとか backを意味する接頭辞(prefix)の “re” が付いた語だ。トランプ氏は合法的に米市民となった移民の人々までも元の国々に戻す、すなわち強制送還を意味して使っているのだ。本来なら人権無視、愚の極みと非難されて当然の言葉だ。
記事を読み進めると、このremigration は欧州の右派、極右勢力が近年、好んで使っており、欧州に暮らす移民を彼らの「母国」に追い返し、白人だけの欧州を取り戻そうという目論見のようだ。欧州の移民と言えば、主にアフリカや中東、アジアからやって来た人々だろう。肌の色が異なる。トランプ氏の念頭にあるのはメキシコを筆頭にしたラテンアメリカの国々からの移民か。大統領選で争う民主党のハリス副大統領との移民対策の違いを際立たせるためか、彼はつい最近、ハイチからオハイオ州にやって来た移民が地元住民のペット(犬)を捕獲して食しているという信じ難い虚言を繰り返し、批判を浴びたばかりだ。
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Ohtani 50-50を達成!
- 2024-09-20 (Fri)
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通勤で駅から職場へよく歩かされているが、まだ暑い、暑い。日差しがとても9月の中旬とは思えない。地球温暖化の現れなのだろう。何度も書いているかと思うが、日本は亜熱帯化しているのではないかと思えてならない。深刻な被害をもたらしている日常茶飯事になったゲリラ豪雨(雷雨)も当然の帰結か。
とここまで書きながら、テレビの大リーグ生中継に目をやると、大谷翔平君が信じ難い猛打を見せつけている。6打数6安打、3ホームラン、10打点。信じ難いの他に何と形容できるだろうか。9回表の6打席目のホームランは大差をつけられた相手チームが野手をマウンドに立たせたので「割り引き」が必要だろうが、それにしても・・・。
これで翔平君は51-51となった。目標数値だった前人未踏の50ホームラン、50盗塁をいとも簡単に上回ってしまった。米国内では守備に就かないDH(指名打者)がMVP(最優秀選手)に選出されることに異論を唱える向きもあると聞くが、長い歴史を誇る大リーグでこれまで誰も到達したことのない記録を樹立したのだから、ほぼ間違いなくMVPを手にすることになるのだろう。この日の勝利でドジャースはワールドシリーズに向け、最初の関門のプレーオフ進出を決定づけた。ナリーグ常勝軍団のドジャーは驚異的な12年連続となるが、翔平君にとっては初のプレーオフ出場だ。
◇
独り身ゆえに買い物は大事な日課となっているが、細かい計算は苦手で物の値段にはさほど注意を払わない。とはいえ、さすがにこれには考え込んでしまった。スーパーでいつものように5㌔のお米を買おうとしたが、売り場に見当たらない。店員さんに尋ねて見つけたお米は無洗米と銘打ってある。無洗米は購入したことがない。普通に炊けるのだろうか。値段を見て驚いた。2980円。え、ほぼ3000円ではないか。高過ぎるだろ! しかし、他の商品はない。他のスーパーでも似たようなものだろうと思われ、仕方なく購入した。
帰宅後、過去の買い物のレシートをあさって見る。7月25日に同じスーパーで熊本県産ひのひかり5㌔を2180円で購入している。あれ、もっと安かったのではないかと思ったが、今の値段とは比べるべくもない。
ふとしたことでチョコレートのことを調べた。チョコレートは嫌いではない。時々コンビニやスーパーで手が伸びることもある。肥満の身には食べ過ぎに気をつけた方がいいようだが、チョコレートの原料となるcocoa 自体は凄く健康にいいようだ。効能に「血圧低下、老化防止、動脈硬化予防」などが挙げられている。辞書で改めて発音を確認してみて驚いた。発音記号だと[kóukou]で、あえてカタカナで表記すると、「コゥコゥ」か。ココアでもカカオでもない。cocoa(カカオ)の含有率が55%以上のチョコレートをブラックチョコレートと呼ぶらしい。
そういえば、以前にカレーの隠し味に普通のチョコを投げ込んでいたことを思い出した。確かに味わいが増したような。そこでカカオ含有率95%とうたわれているブラックチョコを買って来て、カレーのルーの中に入れてみた。さぞかし美味いことだろう! ところがちょっこい、いやどっこい、なんだかいつもより味が劣るような・・・。
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immigrants eating pets まさか!
- 2024-09-14 (Sat)
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世間ではさまざまな事が起きているが、ここであれこれ書く気になかなかなれない。よって9月に入ってもアップは一つもなし。緩むことのない猛暑で私の脳細胞も弱っているようだ。とはいえ、9月も中旬、ここらで何か書いておかないと、いつの間にか10月に入ってしまいそうだ。備忘録の役目も果たしていない・・・。
自民党の総裁選も気にはなるが、自民党員でない身は傍観するしかない。自民党総裁すなわち日本の首相を選べるのは自民党員の特権か。何か釈然としない思いもするが、総選挙で有権者の多くが自民党を第一党の座に据えたのだから仕方ない。100年後の日本にタイムスリップして、人々にこうしたことを説明したとしたら理解してもらえるだろうかなどと想像してしまう。
海の向こうを見やれば、米国では大統領選がいよいよ本格的に火花を散らしつつあるようだ。バイデン政権を受け継ぐハリス副大統領(民主党)と返り咲きを狙うトランプ前大統領(共和党)の初めてのテレビ討論会が行われた。私は仕事で生中継を見ることはできなかので、帰宅後、YouTubeでさわりを見た。当初はこうした討論を不安視されていたハリス氏がそうした不安感を一掃し、優勢勝ちしたようだ。知性も教養も感じさせないが狡猾であることは疑う余地のないあのトランプ氏を一蹴したハリス氏の度量はたいしたものだ。
YouTubeを見ていて、耳を疑ったのはトランプ氏の次の文言。ネットでも大きく報じられており、報道を紹介させてもらう。
Former President Donald Trump, during Tuesday’s presidential debate, repeated a baseless and sensationalist claim about Haitian immigrants in Ohio eating dogs and other pets.
"They're eating the dogs, the people that came in, they're eating the cats," Trump said during an answer to a question about immigration. "They're eating the pets of the people that live there, and this is what's happening in our country, and it's a shame."
トランプ氏はハリス氏が不法移民対策に手ぬるいことを非難したかったのだろう。私が大統領に復帰すれば、移民を抑制し、厳しく対処すると。それでオハイオ州でハイチからの移民が問題となっていることを踏まえて、彼らが地元住民のペットを食していると難癖をつけたようだ。もちろん、そうした事実はなく、常識ある米国人は失笑したことだろう。
YouTubeの画面ではトランプ氏の発言を聴くハリス氏の様子が映し出されていた。あきれ果て、理解に苦しむといった表情だった。討論会が優勢で推移していることに手応えを感じているからだろうか、余裕さえ感じられた。これに対し、トランプ氏はハリス氏を見ることはなく、カメラを真っ直ぐに見つめ、何か自信がなさそうにさえ見えた。体調不良で言葉に詰まったりしたバイデン氏との討論会の様子とは趣がかなり異なった印象だ。
トランプ氏は討論会後に自分の方が勝っていたとなぜか豪語していたが、直後の世論調査ではハリス氏が勝利したという報道が相次いだ。CNNテレビの勝者調査では63%対37%とハリス氏の圧勝だった。高齢のバイデン大統領から党候補の座を「禅譲」されて以来、ハリス氏人気は一気に膨らんだが、11月の大統領選でハリス氏がこのまま勝利することになれば、上記の討論会がトランプ氏の敗退を決定づけたと見なされることになるのだろうと思った次第だ。ぜひ、そうなって欲しいと願う。
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gift=special abilities
- 2024-08-30 (Fri)
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前回の項で台風10号について次のように書いた。――NHKテレビを見ていると、この台風はかつてないほどの強い台風でその遅い速度もあって未曾有の雨量が心配されるとか。NHKの被害推定はよく外れる印象がある。今回もそうなって欲しい――
甚大な人的、物的被害が出なかった点では神様に心から感謝したい。とはいえ、全国各地の住宅街では深刻な水害がもたらされたようだ。NHKテレビでは「わずか一日余で8月一月の降雨量の2倍近い量の雨が降った」などと表現している。こうした豪雨の表現は今ではすっかり当たり前となった観がある。異常気象でもなんでもない。通常気象となってしまったのか。
現代の日本に生まれると大地震や津波には普段から、初夏から秋にかけては猛暑に台風、豪雨などにも留意しなくてはならない。予見できる都市部の水害だけはそのうち、科学技術を駆使して画期的な対策が見いだされないものだろうか。
◇
一昨日(水曜日)からだったか。朝洗面台に立ち、歯を磨いて、水で口をすすごうとして蛇口から水をすくって口に入れると、いつもの生暖かい感じが薄まっているように思えた。神棚に小さいカップでお水を上げる前に水道水を「命の水」として頂いているが、このところはずっと冷蔵庫で冷やしているペットボトルの水を利用している。この調子だとほどなく蛇口の水道水を利用してもいいかなとも思った。よく考えれば、神棚に上げる「命の水」に冷蔵庫で冷やした水を利用しているのは今夏が初めてのこと。それだけ、今年の夏は暑かったということだろうか? これからは毎夏、そうなるのだろう。
◇
この夏に毎朝、日課として読んでいるキリスト教の祈祷書(devotional)の中で印象に残ったものをここに記しておきたい。それは聖書の中の次の一節だ。Each of you should use whatever gift you have received to serve others, as faithful stewards of God’s grace in its various forms. – 1 Peter 4:10 (NIV)
私が持っている聖書を開くと、この一節は次のように述べてある。God has given each of you some special abilities, be sure to use them to help each other, passing on to others God’s many kinds of blessings. 両親から与えられた、すなわち神様から与えられた才能(gift)を世のため人のために精一杯活かしなさいという教えだろう。古希となった身でも心に響く言葉だ。
そう思ってこの項をアップする金曜日の今、上記の祈祷書のこの日の欄を読んだ。驚いたのは先述した聖書の一節が再び冒頭に紹介されている。この祈祷書はもう何年も読んでいるが、同じ一節が近接して出てきたのは記憶にない。しかも、最初に読んだのは8月6日。北陸から京都を旅していた。そして本日(30日)。まるで神様が念を押すかのように私に諭しているのではないかと思った。ところで、私のgift は何だろうか? あるとしたなら、それがまだ、いやこれからも人の役に立つのであろうか。日暮れて道遠しと思わないでもないが、精一杯日々歩んでいきたいと願う。
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空気を読む(read the room)
- 2024-08-28 (Wed)
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このブログでつい先日、「ひょっとしたら、地球温暖化は台風の進路も変えているのではないか。本来なら、沖縄・九州をまず襲っていた台風が北に向かうようになったのではないか」と書いたが、そうでもないようだ。大きな台風が九州上陸をうかがっている。“Get lost.”(消え失せろ)と罵りたくなる。神様、どうか大きな被害を出しませんように!
それにしてもNHKテレビを見ていると、この台風はかつてないほどの強い台風でその遅い速度もあって未曾有の雨量が心配されるとか。NHKの被害推定はよく外れる印象がある。今回もそうなって欲しい・・・。
◇
NHKラジオの英会話講座を聴いていたら、「空気を読む」という表現を英語ではどう言うかということが説明されていた。まあ、まさか read the air はないかと思いながら、考えていると read the room という表現が紹介されていた。これは思いつかなかった。「部屋を読む」。そうか、自分がいるその部屋、その場の空気を上手に読み切ると解釈して、英語だと read the roomというイディオムが誕生したわけか。英語ネイティブ話者でないと思いつかないなと思った。
気になったので私の電子辞書で調べてみると掲載はない。スマホの翻訳キットだと、read the atmosphere という表現が出てきた。「彼は空気が読めないタイプの人間です」という文章を英訳させると “He’s the kind of person who can’t read the atmosphere.”と出てくる。atmosphere(雰囲気)という語ならば、read the atmosphere (雰囲気を読む、空気を読む)と日本人にも理解することができそう。しかし、read the room はなかなか思いつかない。上記の講座では “Read the room. No one wants to talk about politics here.” (空気を読んでください。ここで誰も政治の話はしたくありません)という例文が紹介されていた。
◇
通勤や散歩時などに重宝しているスマホラジオのワイアレスイヤホン。買ってまもない最新型のものを5月の連休時の関西方面への旅で紛失したことは直後のブログで以下のように書いた。――旅をするといつも何かを忘れるというか落とすようだ。携帯ラジオを聴くワイアレスのイヤホンがなくなっていた。5センチほどの勾玉のような形のイヤホンで、新しいスマホ用に購入してそう日が経っていない代物。どこでどうやってなくしたか分からないが、おそらく新幹線の車中で座席に座っている時にスマホを右ポケットから出そうとして、スマホに引っかかってポロリと落としたような気がする――
今度は新しく購入したイヤホンをなくしてしまった。新しく購入したものは左右二つあり、まず右耳用のものをなくし、つい二三日前に左耳用のものをなくした。歩いていてポケットにしまったつもりだったが、うまくしまえず、落としてしまったようだ。気に入っていたものだっただけに凄くがっかりした。救いは、いや救いではないだろうが、5月に紛失したと思っていたイヤホンがその後、手元に戻ってきている。訪れた実兄の家に忘れていたのだ。今はそれを取り出し、使い始めた。再び慣れれば使い勝手は悪くないようだ。
心に誓った。このイヤホンは絶対に失わないようにする。普段から気をつけよう!
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