Home > 総合 > “I’m the least racist person in this room.”

“I’m the least racist person in this room.”

  • 2020-10-23 (Fri) 12:40
  • 総合

20201023-1603424442.jpg 本日(金曜日)は快晴。マンション5階の窓から青空が見える。香椎浜がスロージョギングに誘っているかのようだ。最近はパソコンでAbemaTVを視聴することを覚えたので韓国語のドラマや将棋、麻雀などを楽しむ時間が激増している。この項をパソコンで打って(書いて)いる今も竜王戦の第2局が行われている。豊島竜王に羽生九段が挑戦している。AIの判定だと羽生九段が53-47で優位に立っている。羽生九段が勝利してタイに持ち込めるか。心情的には羽生九段を応援したい。嗚呼、かくのごとくジョギングにいそしむ時間が減少するにつれ、腹囲が段々と・・。
                  ◇
 遅ればせながら東区役所でマイナンバーカードを手にした。長時間待たされることを覚悟していたが、たいして待つことなくカードを手にした。アナログ人間の私はこのカードをどう活用するのか分からないのが恥ずかしい。とりあえずは引き出しに大切にしまっておこう。それでは意味ないことは承知しているが。マイナンバーカードは中国語では「个人编号卡」。この語を正しく発音するのは私にはまだ結構難解だ。
                  ◇
 今この項をパソコンで打っている折り、テレビではCNNが米統領選の候補者のテレビ討論会を生中継している。テレビ討論会はこれが最後。世論調査では苦境に立っているかに見えるトランプ氏はここでなんとか挽回したいところだろう。見ないわけにはいかない。
 コロナ対策。バイデン氏は当然のことながら、トランプ氏の無策無能を非難した。トランプ氏の反論は陳腐で聞き続けることが苦痛にさえ感じた。米国内では当初220万人が死亡との見方があったのに、私だからこそ死者20万余で済んでいるのだという開き直りを今もなお繰り返していた。こうした主張を受け入れる有権者がまだいるのだろうか。
 人種問題のくだりでバイデン氏から批判されたトランプ氏は “I’m the least racist person in this room.” と反撃していたが、こうしたことを臆面もなく公の場で豪語できる神経がまず信じがたい。両者の主張を聞いていても、特にトランプ氏の発言を聞いていても、何の新鮮味も感じなかった。彼が再選を果たして何を目指そうとしているのかに至っては全然伝わってこなかった。ただただ再選されたいのだという欲望しか見えなかった。
 討論会直後にCNNが会場そばで討論会を視聴していた10人余の有権者にどちらの候補者の発言が勝っていたかを尋ねていた。トランプ氏が優位と答えた人はゼロ、引き分けが2人、バイデン氏が優位と答えた人は9人に上った。バイデン氏の主張の方に説得力があったと考えていた人が多かったようだ。
 印象に残ったことを一つ記しておきたい。バイデン氏は有権者に直接訴えたいことがある時にはテレビカメラを直視して、有権者に語りかけるかのように話していた。対してトランプ氏がテレビカメラを直視して語りかける場面はあまりなかったように思えた。司会者を見ているかバイデン氏をにらみつけるか。彼にはあまり余裕がないように感じたのは私だけだろうか。
 バイデン氏が新大統領に選出されれば平和が到来する、世界経済が活性化するというものでもないだろうが、トランプ氏のあの顔だけはもう見たくないというのが正直な思いだ。

Home > 総合 > “I’m the least racist person in this room.”

Search
Feeds

Page Top