- 2020-10-19 (Mon) 13:03
- 総合
段々といやあっという間に秋が深まり、朝夕は肌寒ささえ覚える。午後になると今も時々、香椎浜まで歩き、ジョギング路をゆっくり走っているが、短パンだとちょっと寒いかなと感じるようになった。少なくとも下は長いトレーニングウエアに変更すべき時が来たようだ。何となく寂しい気もするが、致し方ない。肌寒くなったのでジョギングの帰途、コンビニに寄って冷たいパフェの類を頬張ることもあまりなくなった。残念!
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新型コロナウイルス。東京は依然、感染数が予断を許さない状況のようだが、九州など地方では収束の方向に向かいつつあるのではと期待したくなる。先週は郷里近くに住む幼なじみのいとこから元気かと尋ねる電話があった。コロナ禍がなければ彼の家を訪ね、酒宴の後カラオケに興じることを楽しみにしていたのだ。年内、それが果たせるかどうか。向こうはそうは案じていないようだが、やはり無理しない方がいいだろうなあ。
海外では依然、いやこれまで以上に深刻な窮状が報じられている。フランスや英国の大都市部では夜の会食が再び禁じられたとか。夜の街は灯が消えたような寂しさだろう。劇場を含む歓楽街が夜間の営業を禁じられれば、今後ますます失業にあえぐ人々は増える一途か。世の中が不景気にならないわけがない。一日も早い収束を日々、神様に祈るしかない。
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週末にかけ大リーグのプレーオフをテレビの生中継で堪能した。普段はあまり見ないナショナルリーグのチャンピオンを決めるロサンゼルスドジャース対アトランタブレーブス戦は文字通り、手に汗握る熱戦だった。第5戦と第6戦、敗退に追い詰められたドジャースがブレーブスに競り勝ち、3勝3敗のタイに持ち込んだゲームは見応えがあった。ドジャースは去年まで前田健太投手が所属し、沖縄生まれの日系米人デーブ・ロバーツ監督が率いるチームだけにどうしてもドジャースに肩入れしてしまう。
第5戦と第6戦で勝敗を分けたプレーはドジャースの右翼手、ムーキー・ベッツ外野手のスーパープレー。第5戦では3回裏ワンアウト2塁3塁のピンチ。前方に飛んで来た地上すれすれのフライを好捕(a shoestring catch)し、本塁に送球。3塁ランナーはタッチアップしてホームを踏んだが、ベッツ外野手の守備力を見誤ったか、彼がボールを捕る前に離塁してしまい、アウトの宣告、結局ダブルプレーとなった。チームメイトの一人は “That’s an unbelievable play by an unbelievable player in a big moment.” と称えた。
第6戦では5回表ツーアウト1,2塁というピンチであわやホームランという大飛球をジャンプして外野フェンスにぶつかりながら好捕。どちらも “the play of the year” と称賛されるべき超ファインプレーだった。スポーツではギャンブルでもそうだが、ゲームの流れというものがあり、それが微妙に行ったり来たりするように思える。上記の二つのプレーはゲームの流れを間違いなくドジャースに引き寄せるものだったと思う。
ドジャースは月曜日(日本時間)の第7戦でもブレーブスに逆転勝利し、ワールドシリーズ進出を果たした。この日もベッツ外野手はゲームの流れを決めたであろう追加点となる相手のホームラン飛球をジャンプ一番好捕し、その後の逆転勝ちにつなげた。太棒了!
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