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“That was a shitshow.”

  • 2020-09-30 (Wed) 19:58
  • 総合

20200930-1601463486.jpg 水曜日朝。いや、正確には未明か。午前3時にスマホの目覚ましを合わせ、起床した。目当てはこの日から始まった大リーグのプレーオフ。ワイルドカードと称して、アリーグ、ナリーグともにそれぞれ4試合が行われる。口火を切ったのは前田健太投手が栄えある先発を務めたアリーグのミネソタツインズ対ヒューストンアストロズ。
 健太君は制球に苦しんでいたようだが、要所は締めて、5回を零点に抑え、1対0で勝利投手の権利を手に降板した。4回には二死満塁のピンチを迎えたが、8番打者を三振に切って取り、窮地を脱した。ツインズのゲームを真剣に見たことは皆無に近いのでよく分からないが、前半に絶好のチャンスを拙攻で逃し、同点に追いつかれた後の最終回には拙守がたたり致命的な3点を献上し、敗れ去った。ワイルドカードのプレーオフはわずか3戦のみ。明日の第2戦に負ければ、万事休すだ。健太君の今シーズンは終わってしまうのか。
 次の言葉は中継ぎで同点を許した同僚の投手の言葉だ。健太君への信頼がにじみ出ている。“What a start he gave us, what an outing. It’s one of those games where we as a group really, really wish we could have just done a little bit more for him just so he could get more of a pat on the back, more of a reward for the job that he did. He’s been that way since I’ve known him. I’ve known him for a few years now, and he’s just extremely competitive and he shows up in big moments.” そう、その通り。球数が増えたため、5回で降板を余儀なくされたとはいえ、彼の力投は十分 a pat on the back(称賛)に値したと思う。
 さあ、明日はアリーグはニューヨークヤンキースの田中マー君、明後日にはナリーグのシカゴカブスのダルビッシュ有投手がマウンドに登る。二人とも頑張れ、加油!
                  ◇
 トランプ大統領と民主党バイデン候補の大統領選を前にした初のテレビ討論会の模様を米CNNの生中継でちらっと見た。議論が全然かみ合っていないようだった。トランプ大統領の顔色が冴えていないように見えたのは勘ぐり過ぎだろうか。彼は各種世論調査で苦戦が伝えられており、ここに来て、ニューヨークタイムズ紙が彼の過去の納税逃れのおぞましき疑惑を報じたばかり。
 CNNは討論終了直後のネットで An absolutely awful debate という見出しを掲げていた。コメンテーターからも最低の討論だったと酷評された。矛先はもちろん、罵詈雑言を繰り返し、バイデン氏の発言を何度も遮ったトランプ大統領に向けられている。女性コメンテーターの一人は “That was a shitshow.” とまで言い切った。公共の電波でshitshow という語がしかも女性から発せられるのを初めて耳にした気がする。shitshowを日本語に訳すことさえはばかられる。
 詳しくは見ていなかったが、何となくバイデン氏の物腰というか発言に覇気が感じられないように感じたのが気になったが、敢えてそういう姿勢を取ったのかもしれない。いずれにせよ、メディアやコメンテーターからこれほど酷評されても、トランプ氏を支持する人々の大統領への支持は揺るがないのだろうか。私は最近では11月の大統領選では現職のトランプ氏はかつてない歴史的な大敗を喫するのでないかと思い始めている。

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