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猛暑の後は台風

  • 2020-09-03 (Thu) 09:43
  • 総合

20200903-1599093736.jpg 凄い勢力の台風が北上しつつあるようだ。この時期になると日常的に行っている儀式の出番となる。パソコンのスクリーンに台風の進路予想図(グーグルマップ)を置き、「消えてしまえ、九州から遠ざかれ」と念を送り続けるのだ。直撃が不可避の場合でも奇跡的に被害が最小限で済むように神様に祈る。洗礼を受けているものの胸を張って「私はクリスチャンです」という資格も意思もない私だが、どこかの国で宗教的保守層の支持を得ようと取材陣を呼び集め、教会の前で聖書を手に立ったT氏よりはましかと思わないでもない。
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 そのT氏、いやトランプ米大統領は事実、真実には全然関心がないようで、自分の利益だけに専念、現時点では11月に迫った大統領選でライバルのバイデン民主党候補をおとしめるため言いたい放題の暴言・放言を繰り返している。凄まじいと形容したいほどだ。
 最近の例では大統領お気に入りの保守フォックスニュースとのインタビュー番組で、全米各地で起きている警察の黒人への度を超えた取り締まりへの抗議行動は “people in the dark shadow” が繰り広げているものであり、バイデン陣営も彼らによって操られていると荒唐無稽の論を展開した。
 さらにとある都市から、大勢の黒ずくめの服装の暴漢たち(thugs)がワシントンに向かっていたという情報もあると語り、陰謀めいたきな臭い話までも飛び出した。大統領はこうした発言を裏付けるものは示していない。CNNの記者は大統領の発言についてコメントを求められると、“It’s almost too stupid to fact-check.” と一蹴した。コメントの真偽を確認する(fact-check)こと自体が愚かな行為と指摘される一国の指導者はそういないだろう。
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 中国語の日々の学習はNHKのラジオ講座が頼りだ。平日の朝8時15分からの15分間。もっともその前に同じ15分間の韓国語講座がある。まっさらのA4の紙を目の前に置 き、ラジオから流れてくる講座の中国語の短い会話を書き取る。初級の講座だから比較的簡単な会話が流れてくる。ところがどっこい、これを完璧に書き取るのにてこずることがしばしば。ストレスにはならないが、気分は良くない。
 最近の例。「私にレジ袋を一つください」という文章が読まれた。中国語では「レジ袋」は「塑料袋」ということは知っていた。拼音(ピンイン)で表記する、sùliàodàiであり、敢えてカタカナ表記すると「スリャオダイ」。ところがテープにとり、何度聞いても「スリャオダー」としか聞こえない。最後の「ダイ」が「ダー」としか聞こえないのだ。「ダイ」の「イ」が落ちている。しばし考えて分かった。「塑料袋」の末尾が「袋儿」と変化しており、「ダー」となるのだ。このような些細なことでも疑問点が氷解すると嬉しくなる。
 ところで、ビニールのレジ袋がスーパーやコンビニで有料化されて以来、私は買い物にマイバッグを持ち歩いていることは少し以前に書いた。ジョギングの際にもマイバッグを小さく畳んで片手に持ち、走っている。ジョギングの帰途に買い物をするからだ。手ぬぐいなら汗取りとマイバッグの「一石二鳥」になると思って、どこかで売ってないかと探しているが、まだ幸運に巡り合っていない。

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