- 2020-08-12 (Wed) 16:02
- 総合
少し前に大谷翔平君が再び右腕を痛め、今季はマウンドに立たず、打者一本で勝負することになったことを書いた。それで大リーグへの興味が雲散霧消しそうだとも。その翔平君はDHとして復帰後も三振・凡打の山を築き、見るに耐えない感を呈しつつあったが、10日(日本時間11日)のゲームでは見事な同点ホームランを放ち、チームの逆転勝利に貢献した。現地11日のゲームでも複数安打を放ち、低迷するチームも連勝した。
私は昨日は小倉の英語教室に出かける仕事があり、小倉のうどん屋さんで昼食を食べながら、スマホで大リーグのホームページをチェックした。どうせこの日も駄目だろうなあと思いながら、ホームページを開けるとすぐに飛び込んできたのが、翔平君が同点ホームランを放ったというニュース。ビデオを見ると、例のアナウンサーが “Big fry, Ohtani-san!” と絶叫していた。翔平君を見限るのはまだまだ早そうだ!
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プロ野球も好試合を繰り広げている。福岡はソフトバンクホークスが地元だけにラジオも地上波のテレビもソフトバンクホークス一色だ。昨日の夜、ホークスのゲームをラジオで聞きながら、雑用をしていた。ホークスのスラッガー、柳田選手が彼にしか打てないような逆転ホームランを放つと、アナウンサーが「エモい、エモい!」と興奮気味に叫んでいた。「凄い!」「感動した!」などと言っているのかと推察できたが、違和感を禁じ得なかった。このアナウンサーが若手だったらともかく、そう若手とは思えない。若者言葉に精通しているのだろうが、老若男女が拝聴するラジオで「エモい」はないだろう!
第一、私は「エモい」がどういう意味なのかよく分からない。ネットで検索すると「若者言葉で感情の高ぶり・興奮などを表現。英語のemotional に由来する新語」などといった説明が出ている。書き方も「エモい」でいいのかどうか知らない。このアナウンサーには興味もないが、そこまでして若者層のリスナーに迎合したいのかと「きもく」なったことだけは確かだ。
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「英日中」の語学読本を読んでいたら、「赤、黄、青は交通信号の色です」という文章が載っていた。英語では Red, yellow and green are the colors of traffic signals. であり、中国語の文章では「红,黄, 绿是信号灯的颜色。」であると記されていた。
ずっと以前から、そしてこれからも不思議に思い続けるだろうことは、日本ではなぜ交通信号の「緑」が「青」と表現されるのかということ。「青菜」とか「青野菜」「青汁」と言うのと同じことと考えればそれで済むことかもしれないが。英語では「青信号」はgreen だし、許可が出たなどの意の「青信号」は green light と表現する。中国語では「绿」だと知ると、妙に納得してしまう。
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今日(12日)はお袋の命日。あれから何年になるのかぱっと頭には浮かばない。19年か20年前か。ひと頃はよく夢に出て来ていたが、近年はそういうこともあまりない。今日は水曜日だが、お袋を想い、焼酎を少し飲ませてもらおう。お袋も許してくれるだろう。