- 2020-07-20 (Mon) 10:59
- 総合
レジ袋が有料化されて以来、マイバッグを持参してスーパーやコンビニに行くようになった。普通はそれでいいのだが、散歩やジョギングの帰りに買い物を考えている場合、マイバッグを携帯して出かける必要に迫られる。私がずっと使っているのは元々本や書類を入れるのに使っていた布製の手提げ袋。お米(5㌔)やスイカも楽に運べる。ジョギングする時には畳んで半分に折り、手ぬぐいを手にしたような感覚で走っている。邪魔ではない。
それで思った。汗をかけば手ぬぐい、広げれば風呂敷になる、一石二鳥のものはないかなと。それなら常時携帯しておれば、実に便利、使い勝手のいいものとなる。これからはマイバッグ、エコバッグが大切な必需品となる時代。多用途のそうした新商品が発売されるようになることを期待したい。
風呂敷と言えば、私は亡きお袋のことを思い出す。母は風呂敷が好きだった。社会人になって風呂敷をいくつかあげ、喜ばれたような記憶がぼんやりと残っている。お袋を見習い、私もこれから風呂敷のコレクターになろうかしら。日本を訪れる外国人旅行客にも風呂敷は評判がいいと聞いたような気もする。外出時のアクセサリーや部屋のインテリアなどにも活用しているのかもしれない。
私の電子辞書では風呂敷は a wrapping cloth と載っている。もう少し付け加えれば、a traditional Japanese wrapping cloth used to carry things とでもなるだろうか。海外旅行の折りなどには日本のお土産としてあげれば喜ばれそうだ。風呂敷ならかさばらず、軽いので、旅先への土産としては最適だ。いかにも日本らしいデザインのものならなおさらだ。どうしてこれまで風呂敷を思いつかなかったのだろう?
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英日中の単語読本を読んでいて、次の文章に出合った。「officer=役人、公務員、将校=官员,公务员,军官」を紹介した一項で、例文は英語だと “Let’s ask that police officer how to get to the station.” と、日本文では「あの警察官に駅へどのように行けばよいかをたずねましょう」と記されていた。中国語だと、「我们问一下那位警官车站怎么走吧」。
日本語ではまず意識することはないが、英語と中国語では上記の文章は二重目的語を取る動詞の文章となっている。英語では間接目的語がhow to get to the station.”(駅への行き方)となっている。中国語では「车站怎么走吧」(駅にどうやって行くのか)が間接目的語だ。英語では how to で導き出されるが、中国語では私なりに乱暴に言うと、「駅(车站)、どうやって(怎么)行く(走)のか」という感じだ。幾度となく書いているが、中国語では日本語式に頭に浮かんだ語をそのまま口にすれば通じるのではないかと思えてくる。もしそうなら、我々にとって中国語を習得するハードルは英語ほど高くないのでは?
上記の単語、例文を辞書を引きながら学習していてそう感じた。正しい発音を身につける難しさを棚に上げて言えば、中国語は独学に向いているとも思う。発音に関しては今の時代はネットにアクセスすれば手軽に生の音に触れることもできる。NHKラジオの語学講座もある。自分の口から出る音の拙さをいつまでも言い訳はできない。(現実には私はずっとそうしているかもしれないが・・・)
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