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我喜欢独处

  • 2020-07-13 (Mon) 18:21
  • 総合

 天気予報を見ると、これからの一週間も晴れマークは見えない。曇り空に雨マークが混じっている。7月らしい快晴はしばらくは望めそうにないようだ。閑中閑あり、曇中隙ありで曇天の隙をついてジョギングするしか手はないようだ。
 快晴はなくとも、香椎浜の散策路を走っていると、近くの木々からセミの声が聞こえるようになった。蝉しぐれと呼ぶには程遠いレベルだが、季節の移ろいを感じさせる変化ではある。地上に出てきた、限りある命のセミ君たちにもこの曇天は面白くなかろう。嗚呼、早く滴り落ちる汗を拭いながら走りたいものだ。そうでないと一向に痩せもしない。
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 英中日の語学読本を読んでいたら、「他喜欢独处」という文章が出てきた。「彼は一人でいるのが好きだ」。「独」という語を中日辞典で引くと、一番目に形容詞として次のような説明がある。「(子供が)みんなと仲よくしない、一人遊びが好きな」。「这个孩子很独」(この子は一人遊びが好きだ)という例文が載っていた。
 「独处」は動詞で「一人暮らしをする」という意味だとか。「处」は「処」だ。「他喜欢独处」の「他」を「我」にすれば、私の生き方に思えなくもない。友人や同僚たちと交わるのも嫌いではないが、いつも群れていないと寂しいということは全然ない。以前にこのブログで次のように書いている。——それで思い出したのは先日、アメリカ人女性の友人と交わした会話。私より年長の彼女とは私が福岡に転勤した直後に知り合い、私のことをよく激励してくれるありがたいお人だ。私が独り身の人生を生きていることを彼女は私の記憶間違いでなければ、“Shoichi, you are a solitary person, but not a lonely person.” と表現した。日本語にするなら、「あなたは一人でいることを厭わない性格なのよ。孤独な人ではないわ」。私は彼女の表現がすっと腑に落ちた。そうだ、私は子供の頃からなぜかそうだったのだ。——
 「我喜欢独处」という文章がすっかり気に入った。中国語で自己紹介する場面に出くわしたなら、使ってみたいと思うが、下手すると孤独癖のある厄介なやつと思われるかも。この文章の後にどういう文言を続けるか考えよう。
                  ◇
 トランプ米大統領。今度は姪っ子が大統領の暴露本を出すとか。メアリー・トランプさん(55)。大統領の今は亡き長兄の娘でトランプ氏のことを内輪で見てきただけに、かなりの内容が盛り込まれているのだろう。著者の職業は臨床心理士。父親は祖父やトランプ氏に疎まれ、失意の晩年を過ごし、飲酒がたたり42歳で他界。その辺りから一家に亀裂が生じたようだ。本のタイトルが凄まじい。“Too Much and Never Enough: How My Family Created the World’s Most Dangerous Man”
 ニューヨークタイムズ紙がそのさわりを報じていたが、大統領が高校卒業時に大学受験のための試験で替え玉受験を工作し、替え玉に多額の報酬を払って高得点を得た話など、トランプ氏が “cheating as a way of life”(インチキが茶飯事の人生)を生きてきたことを告発している。彼女はトランプ氏が紛うことなきナルシストであり、通常の心理学では推し量れないレベルの精神病理を抱えていると切り捨てている。さもありなん!

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