- 2020-06-19 (Fri) 09:31
- 総合
本日夜からプロ野球がいよいよ一斉に開幕する。今年はコロナ禍で初の無観客試合となっている。大リーグに気持ちが傾く分、それほど胸の高鳴りは覚えないが、私は根っからの野球ファン。プレーボールとなれば、それなりに熱くフォローしていくのだろう。
同じく無観客で実施されるサッカーでは無観客試合という呼称を別のものにするとか。サッカーではこの呼称は懲罰の意味合いで競技場に観客を入れないニュアンスがあるかららしい。コロナ対策で導入される無観客措置からこのネガティブな印象を一掃するため、新しい呼称に改名する。新呼称は「リモートマッチ」「リモートゲーム」。すっかり日本社会に定着した「リモート」がスポーツの世界でも幅を利かすようになるということか。
ここまでは理解できる。というか、ある程度納得はする。しかし、そうしたリモートゲームを競技場から離れた自宅やスポーツバーなどで応援する、観戦するファンをサポーターよろしく「リモーター」とも呼ぶようにすると聞いては、私はいや、そこまでは・・・。
サッカーファンのことをサポーターと呼ぶようになって久しい。これはもうすっかりスポーツの世界では融け込んだ語彙と言える。テレビのリモコン(remote)は言わずと知れた、英語の語彙remote control から造語されたものである。やがて「リモーター」がサポーター同様、「市民権」を得た日常語となるのか。まだ「リモファン」の方が馴染めるような気がしないでもない。
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前回の項で紹介した “The Bible in Fifty Words”。Bush talked. の文言にさてBush という名の預言者がいたかなと面食らい、再び聖書を手にした。Exodus(出エジプト記)。
One day as Moses was tending the flock of his father-in-law Jethro, the priest of Midian, out at the edge of the desert near Horeb, the mountain of God, suddenly the Angel of Jehovah appeared to him as a flame of fire in a bush. When Moses saw that the bush was on fire and that it didn’t burn up, he went over to investigate. Then God called out to him, “Moses! Moses!” …
エジプトで奴隷となり苦しんでいたイスラエルの民をパレスチナの約束された地に導くためにモーゼが神と問答する。その場面に登場する灌木の繁み(bush)の場面が Bush talked. として表現されているのだということが分かった。
余談だが、モーゼは神の啓示を受け、信じ難いさまざまな奇跡を披露する。ナイル川の流れを止め、イスラエルの民を向こう岸に無事歩かせ、その後を追ったエジプトの軍勢は流れが戻った川に飲み込まれ壊滅する、有名な奇跡もその一つ。改めてそのくだりを読んで次のように思った。聖書に描かれている神は(今でも)人類が想像もつかないくらい進んだ文明の異星人だったのでは。江戸時代の人々は我々が手にしているテレビやパソコン、飛行機などを見たら、腰を抜かすほど驚くだろう。それ以上の驚くべきAI(人工知能)を手にした異星人が当時、中東の地を訪れて数々の奇跡を演じていたのではないか。そして彼らはやがてまたこの地球にやって来るのではないか。その目的は知る由もないが・・・。神よ、そうでないなら、この荒唐無稽の見立てを許し給え!
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