- 2020-05-04 (Mon) 09:55
- 総合
一向に終息もしくは収束の気配が見えない新型コロナウイルス。毎朝、神棚に手を合わせ、キリスト教の神様、そして神道の神様に終息(収束)を願っている。中国語の「结束」という語も心に浮かべている。
先週、ジャパン・ニュース紙に目を走らせていたら、納豆が品薄になっているという記事を見つけた。見出しはDemand surge is a sticky situation for natto lovers(需要の急騰で納豆好きには困った状況)。時節柄、コロナウイルスに関係ありやと当然の興味がわいた。読んでみると、どうも直接的関係はないようだが、関係がなくもないらしい。
私は納豆が好き。子供の頃には食べたことがなかったが、社会人となり、発酵食品が身体にいいと知ってからは、できるだけ毎朝食するようになった。海外の旅に出る時も携帯したいと願ったが、さすがに日持ちに限界のある納豆は無理。だから、納豆が品薄となれば、抵抗力強化を狙い、消費者が買いだめに走っているのではないかと疑った次第だ。
ジャパン・ニュース紙の国内のニュースは読売新聞の翻訳記事が多いが、上記の記事はジャパン・ニュースのスタッフライターの独自ネタだった。納豆は四月上旬で見ると、昨年同時期に比較しても10%から15%増で出荷されているものの、スーパーによっては品薄となっているのだという。
問題はなぜそうなっているのか。一つには一月末に国立がん研究センターが、納豆を食している人はそうでない人よりも比較的に長寿という調査結果を公表したことがあるとか。そしてコロナウイルス。スーパーにトイレットペーパーを買いに走った買い物客がついでに、備えあればとばかりに食品を買い漁ることになり、料理の手間の要らない納豆に目が向いたのではないかという。なるほど、そういう事情があったのか。
記事を書いた記者は首都圏在住だろうから、首都圏のスーパーでは納豆が商品棚から消えつつあるのかもしれない。ここ福岡では納豆が品薄ではないようだ。少なくとも私が利用しているスーパーやコンビニにはいつも通りに納豆が並んでいる。良かった!
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緊急事態宣言下のゴールデンウィーク。今年は光り輝くゴールデンではなく、色あせて見える。思えば、例年、この時期には旅にでることがあり、私でさえそれなりに出費を余儀なくされていたが、今年は人生で初めてと思えるローコストの連休を過ごしている。
楽しみは晩酌。平日は禁酒が是だが、連休期間中は神様に許してもらおう。たかだか一合か二合程度の焼酎で満足するのだから、私は安上がりにできている。小市民の楽しみぞ、ここに極まれりか。
退職後、毎日台所に立つようになって久しいが、自慢に思っていたことは包丁で指を切ることがなかったことだ。新聞社勤務の頃はたまに包丁を握り、よく指先を切っていた。二本ある包丁の一つは就職で上京した直後に購入したもの。この包丁を研いだ記憶はない。買い物の途中に包丁を研いでくれる店を見つけた。研いでもらった。2本で530円。40年以上も研いでなかったのだから、包丁も喜んでくれただろう。その晩、台所で切れ味がよくなったかなと包丁の刃先を触っていたら、左手中指をさくっと切ってしまった。痛い!
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